防衛運転とは

クルマを運転中、直前を走っていたバスの後部(通常は広告が掲載されている箇所に)にあった「防衛運転実施中」という文字が目に留まりました。 防衛運転てなんだ? もしかすると教習所で習ったのかもしれませんが、あいにくぼくの記憶領域にはこのような単…

人工中絶の合憲性(合衆国での最高裁判断に寄せて)

「人工妊娠中絶は合憲」とするこれまでの判断を米連邦最高裁自らが覆したというニュースが世界中を駆け巡り、アメリカの「分断」がさらに悪い方へ前進してしまいました。キリスト教的思想も深く根を下ろした今回の「分断」は、「格差」と同じかそれ以上にア…

超兵器R1号

最近ウルトラマン関連の投稿が続いたので、その流れで、ぼくの最も愛する『ウルトラセブン』から印象に残っているエピソードのひとつをご紹介。それは、『超兵器R1号』というタイトルで放映された第26話です。世界の注目を集める大陸での侵略戦争が続く中、…

沖縄出身の『ふたりのウルトラマン』

6月18日の深夜にNHK総合で放映された*1『ふたりのウルトラマン』を観ました。ドキュメンタリータッチのドラマで、ところどころに関係者のインタビューをはさみながら、ウルトラQ~ウルトラマン~ウルトラセブンの時代を背景に沖縄出身の2人の脚本家、金城哲…

明日は和菓子の日!

お気に入りのセブンイレブン「豆大福」を買ってきましたら、パッケージのデザインがいつもとちょっとだけ違います。よく見ると右上のところに「六月十六日は和菓子の日」とあります。へえ、そうなんだ。 この手の話の由来は諸説あるのが通例ですが、「全国和…

I think ~ 我思う

とある本を読んでいてなるほどな、と思ったのが、日本人の書く(話す)英語で見かける「I think」という表現。これ、日本語における「~と思う」とはちょっとニュアンスが異なるようですね。 最近巷で聞かれる言葉で耳につくのが、文末に「~と思います」と…

「X」の使い方について

IT業界に特有なのかもしれないので他業種の方で「?」と思われた方がいらっしゃったらごめんなさい。 会社同士の協業や業務提携、製品やサービス同士の連携をあらわすときに、両者のロゴなどを「X」でつないだ表現をよく見かけますが、これ、日本特有の用法…

日本は特別、という話

ほかの業界のことはわかりませんが、ぼくが属している「IT業界」には、グローバルの常識が通用しないことがいくつかあります。日本は特別、なんて言ってたら世界に取り残されるぞ、と指摘する以下の記事を読んでふと思うところがあったのでメモ。 「日本は特…

「市場ナンバーワン」についてよく考えよう

最近テレビのニュース内で、「市場ナンバーワン」「顧客満足度ナンバーワン」などをうたう宣伝文句に関して注意を喚起する特集が組まれていました。物を買うときや何らかの契約をするときにはどうしても他者の評判や「実績」を頼りにしてしまいがちですが、…

オーケーのコーヒーを比較的おいしく淹れる方法

オーケーのドリップコーヒーを愛用しています。理由は「ペーパードリップコーヒーを破格値で飲めるから」です。このあたりの話は以前ブログに書きました。 koichi.hatenablog.com で、長年このコーヒーを嗜んできた者として、これを「比較的」おいしく淹れる…

『シン・ウルトラマン』、早く観ないと

ニューズウィーク日本語版に独自の視点の評論があったので、ますます気になる『シン・ウルトラマン』。ぼくはすっかり勘違いしていたのですが監督は庵野さんではなかったのですね。 この記事では、「観るべきか否か」で言えばぜひ劇場に足を運ぶべきと論をま…

クルマとスマホの連係プレー

最近のクルマはスマホとの一体感が進んでいて、スマホをクルマにシームレスに組み込む「CarPlay」のような連係プレーが加速しており、まさに「クルマのデジタル化2.0」な世代を迎えています。代表例がスマホの地図アプリ(カーナビ機能)がクルマのカーナビ…

別れの涙、再会の涙

ひとは様々な場面で涙を流します。悲しい時だけでなくうれしい時にも涙するし、何かに感動したり感激したりしても涙腺は崩壊します。現実に起きていることに対して涙を流す場面もありますし、映画やドラマといった他人が描いた筋書きや役者の表現力に涙する…

学校で「発達障害」の子どもが急増する本当の理由?

『学校で「発達障害」の子どもが急増する本当の理由』という記事を見かけました。 toyokeizai.net 「本当の理由」とタイトルで謳いながら本文ではその点にあまり深く切り込んでいない印象を受けましたが、”急増する" 理由は二つあると思っていて、ひとつはこの…

イエスマンについて

ウクライナでの戦争にまつわる報道やその他あまたあるネット上でのおしゃべりにおいて、ロシアの大統領がイエスマンを周りに侍らせてるとかないとか取り沙汰されているようですが、ジム・キャリー主演の映画『イエスマン』は "ほんわか" する温かい映画です…

贈与税めんどくさい

ぼくの信条のひとつに「結婚したら財布はひとつ」というものがあるのですが、これ、我が家のようなシングルインカムな家庭では簡単に実現できますが、夫婦とも収入があると贈与税の関係で結構めんどくさい対応が必要になるんだな、ということを最近知りまし…

アルバムはCDで

音楽はすばらしいものだけどサブスクして聴きまくるほどの生活を送っているわけではないので、クルマで移動中のラジオで聴く以外では基本的に「購入」しています。消費型ではなく昔ながらの所有型、ですね。気に入った曲を単発で買うときはオンラインでとい…

セブンのアジアングルメフェア

セブンイレブンが期間限定で「アジアングルメフェア」なるキャンペーンを開催しています。様々なチルド弁当やスイーツなどでこの時期だけのアジアンメニューが展開されています。 www.sej.co.jp キャンペーンのキャッチコピーが『セブンイレブン、旅気分』と…

クルマのシートメモリーは必要?

我が家のクルマはぼくと奥さんという体格の異なる2人が日常的に運転するので、シートの前後位置や角度、高さなどを記憶してくれるシートメモリーは重宝する機能です。特にぼくはシート位置に神経質で、常にベストポジションでないと落ち着いて運転できない性…

政治の話になると口汚くなるのはなぜだろう

SNSでの話。普段は穏やかでユーモラスな発言をしている人が、書き込む話題が政治がらみになると突如豹変してえらく口汚い言葉を使って気に入らない政治家や政党を罵る、そんな場面をよく目にします。これ、なぜなんだろう? はい、日本は言論の自由が保証さ…

顧客視点な賞味期限

アヲハタのジャムを買ったら、賞味期限とは別に「開栓後の保存目安」として2週間、と赤い強調文字で書かれていました。これ、とても親切な対応、役に立つ情報だな、と思いました。 通常の食品では、賞味期限や消費期限の記載はあるものの、それは開栓、開封…

藤井風と風間塵(『蜜蜂と遠雷』より)

この年末年始をまたいで恩田陸の小説『蜜蜂と遠雷』を読んでいました。松岡茉優、松坂桃李らが出演する映画版を年末に観たことがきっかけで原作に手を出した、といったパターンです。 『蜜蜂と遠雷』は、とある国際ピアノコンクールのコンテスタント(コンク…

元旦早朝ランをしてきた

気温はほぼ0℃。2022年の初アクティビティはランニングでした。 屋外のこのような密ではない環境下では外してもよしとされていることは理解しているけど、今朝見かけたランラーは自分も含めて全員マスクをしていました。こんな極寒の朝っぱらから走ろうなんて…

『ティム・クック』は語らない

ティム・クックという人物にぼくはあまりにも無関心ではなかったか、ということに、アマゾンからこの本のリコメンデーションを受け取るまで気付いていませんでした。勝手な思い込みかもしれないけれど、世の多くの人は同じような目で彼を見ている、あるいは…

グリーンカレーと国語教室

都内の幹線道路をマイカーで走っていると思わず二度見してしまう「グリーンカレー&国語教室」という文字。(写真ピンボケですみません。疾走する車から撮影したもので… 撮ったのはぼくじゃないですよ、助手席の奥さんに撮ってもらいました) まったく無関係…

次世代のクルマはEV一択

トヨタさんが「EVやってくぞ(ちゃんと準備してたんだぞ)」メッセージを発信したことにより、いよいよ次世代のクルマはEV一択の様相を呈してきました。 環境対策、おもに温室効果ガス削減の視点でEV~広義の「電気で走るクルマ」が現在のガソリン・ディーゼ…

『和田家の男たち』腹八分目

テレビ朝日で金曜夜に放映されていた『和田家の男たち』、毎週楽しく観ておりましたが、昨日最終回を迎えました。 新聞、テレビ、ネットというメディア三世代をそれぞれの仕事ととする男たち、親子三代の物語で、テンポがいい展開と配役の妙でとても楽しませ…

オザキフラワーパークに行ってみた

長い間観葉植物を家に置いていなかったのですが、何週間か前にテレビで見かけた「オザキフラワーパーク」がなにやらよさげなので、フラッと出かけてきました。うちからだと車で1時間もかからず行けるので、割と衝動的に出かけた感じ。 週末だったので密を避…

クラウドの資格を取ろう!(Microsoft Azure編)

マイクロソフトが提供するクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」の認定資格のひとつ、「Microsoft Azure Administrator Associate」を取得するためには、「AZ-104」という試験に合格する必要があります(2021年10月時点)。今回、このAZ-104の試験対…

テレビのリモコンがカオス

13年間がんばってくれた自宅のテレビが挙動不審になりまして、新しいテレビを購入しました。新規購入したのはソニーのテレビなのですが、およそソニーの作品とは思えない醜悪でカオスなデザインのリモコンを手にして時代の移ろいを感じました。 リモコンの一…