贈与税めんどくさい

f:id:saitokoichi:20220319093239j:plain

ぼくの信条のひとつに「結婚したら財布はひとつ」というものがあるのですが、これ、我が家のようなシングルインカムな家庭では簡単に実現できますが、夫婦とも収入があると贈与税の関係で結構めんどくさい対応が必要になるんだな、ということを最近知りました。

 

「財布をひとつ」にするためには「家族支出用」銀行口座を夫婦どちらかの名義で作成してそこへお互いからお金を振り込んで運用する、というやり方がシンプルで良さそうですが、口座名義人から見ると配偶者から振り込まれた金額は「贈与」なので、年間110万円を超えると贈与税の対象になってしまいます。年間110万円て、結構超えてしまうと思うので、ダブルインカムの家庭では贈与税についての知識と対応が必要になってきます。

 

贈与税には、対象になるものと対象にならないものがあったり、きちんと対応しておけば対象から外れる方法などがあったりして、かなり面倒。税務署の人に聞いても、わかったようであいまいに感じる部分もあり、なんかスッキリしません。みなさん、どうされているんでしょうか。

 

日常生活費についてはお互いの支出分をきちんと管理していれば(税務署から聞かれた時にちゃんと説明できれば)贈与税の対象からは外してもらえるようですが、ちょっと大きな買い物をした場合(たとえば自家用車など)に夫婦で分担することを考えるとどうするのが正しいのか(自分たちにとって不利にならないのか)イマイチよくわかりません。

 

今後家庭を持つことになるであろう子供たちには(もうみんな成人しているので)アラートを上げておきましたが、親として的確なアドバイスは十分にできていません。夫婦間の贈与税なんて無くしてしまえばいいのに!と思ったりするのですが、そうできない理由でもあるのでしょうかね。「結婚したら財布はひとつ」と考えるぼくからすると変な税制だな、と思いました。