ラーメンという和食

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何を今さら、な話ではあるのですが、ラーメンて、中華そばというカテゴリーをとうの昔に乗り越えてしまって、ラーメンという日本発祥で日本独自に発展してきた世界に誇れる「和食」なのだな、と再認識したました。

 

もともとラーメンにはさほどの興味がなかったぼくなのですが、今日、ふらっとヤエチカの「斑鳩」でラーメンをいただいたのですね。目の前にサーブされたラーメンを一瞥して、最初にスープだけをいただいてみました。すると、これは!という感覚が胃袋から湧き出してきたのです。これは、違う、と。良い意味での「違う」です。端的に言えばユニークなのです。それはおそらく、斑鳩(だけ)がユニークなのではなくて、ニッポンのラーメンが独自性、そして多様性を追い求めているのだな、という厳然たる事実なのだと思います。

 

これはすごいことです。海外からの旅行者が日本のラーメンに感嘆するのも理解できます。何より日本人であるぼくたち自身が、日々発展するラーメンに新しさやこれまでにないおいしさを求め、それに応えるラーメン店が次々と生まれてくることは、驚きど感動を覚えざるを得ない、と思いませんか?

 

個人的には「麺」至上主義なので、ラーメンよりつけ麺の方が好みではあるのですが、ラーメンという和食の発展と進化にただただ感嘆するばかりです。進め!ニッポン!!