オーケーのコーヒーを比較的おいしく淹れる方法

オーケーのドリップコーヒーを愛用しています。理由は「ペーパードリップコーヒーを破格値で飲めるから」です。このあたりの話は以前ブログに書きました。

koichi.hatenablog.com

 

で、長年このコーヒーを嗜んできた者として、これを「比較的」おいしく淹れる方法についてごく簡単にメモしておきます。きっと、もっといい方法があるんだと思いますが、私の経験からはこのステップが定番になっています。

 

1. 注ぎ口の細いケトル(やかん)を用意する
これはドリップコーヒーを淹れるひとであればどなたもやられていることなので、取り立てて変わったことではありませんが、後述するように、オーケーのドリップコーヒーではお湯を少しずつ注いでいくことが求められるので、注ぎ口は細いものが必須です。

 

2. 最初の「蒸らし」は気休め程度に
通常のドリップコーヒーの手順と同じく、オーケーのドリップコーヒーでも「蒸らし」が推奨されていますが、正直、蒸らしの効果は気休め程度かな、と思っています。蒸らし時間を変えて何度も試してみましたが、コーヒーの仕上がりにはさほど差が無いようです。個人の感覚なので断定的なことは言えませんが、30秒とか1分とか、その程度やっておけば十分かと思います。

 

3. お湯は一気に注がない
面倒ではあるのですが、お湯は少ーしずつ注ぎましょう。ペーパーの中のコーヒーの表面が浸るくらいまでお湯を注いだらそこで一旦休む。コーヒーを通過したお湯がすべて滴り落ちてから次を投入します。これを完成まで続けましょう。どうしてもペーパーにナミナミお湯を注ぎたくなるのですが、そこはぐっと我慢して。

 

4. コーヒーの量が多くなり過ぎないように
ぼく自身がそうなのですが、オーケーのコーヒーを飲むときはマグカップを使うことが多いと思います。マグカップは通常のコーヒーカップと比較して容積が大きいく、また、オーケーのドリップコーヒーの豆の量はミニマムサイズですから、マグカップにたっぷりコーヒーを淹れてしまうとかなり味の薄いコーヒーになってしまいます。これは避けましょう。通常のマグカップであれば半分以上入れるとそれ以降はコーヒーを薄めるだけだと思った方がいいです。

 

という感じでそこそこ時間かけてコーヒーを落としていくので、できあがったことには冷め加減になってしまうことがいいです。完成後にレンジで軽くチンしていただくとちょうどよいでしょう。

 

以上、特別なことは書いていないので拍子抜けでしたらすみません。とびきり安いドリップコーヒーをそこそこの味で楽しむための基本原則でした。