明日は和菓子の日!

お気に入りのセブンイレブン「豆大福」を買ってきましたら、パッケージのデザインがいつもとちょっとだけ違います。よく見ると右上のところに「六月十六日は和菓子の日」とあります。へえ、そうなんだ。

 

この手の話の由来は諸説あるのが通例ですが、「全国和菓子協会」のホームページによれば、西暦848年の出来事にちなんでこの日を和菓子の日と定めたようです。かつては「疫を逃れ、健康招福を願う」祝事があったとされる6月16日は、和菓子を食べて無病息災を祈ろう!という日なわけですね。

www.wagashi.or.jp

 

やたらと「~の日」をでっちあげ、、、失礼、定めて、イベントをやったりその日に合わせてなんらかの消費を促すのはビジネスの観点からもよくやる手口ですが、ことは程度問題で、そういった「~の日」も季節や風物を感じるためのきっかけと思えば目くじら立てていきり立つものでもないんじゃないかなー、参加している当人たちが楽しければそれでいいんじゃないかなー、と個人的には考えます。日本人にとってのクリスマスやハロウィンなんてその代表格ですし、恵方巻が胡散臭いと思う人は別に買って食べなければいいだけの話。仮にそれがどこぞの企業の作戦に乗せられちゃっていたのだとしても、当人がそれで満足感や幸福感を感じることができるのであれば、人に迷惑をかけない限りすべて個人の自由。(そういう意味ではハロウィン騒ぎはちょっと微妙ですね。明らかに他人に迷惑をかけているケースもあります)

koichi.hatenablog.com

 

ではあるが。11月12日の「いい夫婦の日」はぜひ無くしていただいて日本の全夫婦の皆さんに考えを改めていただきたい。夫婦がお互いに感謝しあうのは日常的に行うべきことであって、誰かが決めた日にイベントするとかプレゼント渡しながら「ありがと」とか、そんな形式的な感謝の表し方って本当の感謝じゃありません。日頃なかなか感謝の気持ちを伝えられないのできっかけを与えてくれるこういう日はありがたい、と感じる方が多くいらっしゃるのは重々承知の上で、あえてここだけは正論で、「夫婦間の感謝は日常的に伝え合うべきものです」と強く言いたいのであります。

 

というわけで説教爺はこのへんで失礼いたします。