社会
もう30年も前になるけど二十歳のぼくはドラクエに熱中していました。ウィキペディアによれば "2000年代ごろにおけるフィーチャーフォンの待受画像1枚分相当のROM容量" 程度で実現されたこの時期のゲーム機にはプレイ状況を記憶しておく場所など用意されてお…
今クールのテレビドラマ、結婚とか恋愛をテーマにした秀作が多かったですが、『早子先生、結婚するって本当ですか』が頭二つくらい抜けてすばらしい作品でした。大野くんと波瑠のすべてがとてもよかった『世界一難しい恋』(波瑠は朝ドラで才能開花したんで…
今年の大河ドラマ『花燃ゆ』の平均視聴率が史上最低だったと報じられています。 同率で最下位とされる『平清盛』(2012年、松山ケンイチ主演)は個人的には視聴率と真逆の評価をしていまして、完成度が非常に高く記憶に残る大河だったと思っているのですが、…
二日続けての日本人の受賞はすばらしいことではあるのですが、テレビの報道番組での取り上げ方がなんとも退屈でもったいないなあ、と感じます。 ノーベル賞は国際的に相応の価値ある賞なんだろーなくらいの感覚は日本国民の中で共有できているはずなので、「…
昨日(2015年6月9日)の朝、上野駅構内で上の写真のような「流動調査カード」が配られていました。通勤通学に電車を使い始めて30年弱になりますが、このカードを渡されたのは初めてです。 その名の通り、人の動き(流動)を調査する目的のようで、カードを配…
毎年の恒例行事となりました、競馬の「東京優駿」(日本ダービー)に今年も参加してまいりました。 始発電車に乗り込んで気合満点で府中競馬場へ向かうのですが、府中本町と東京競馬場を結ぶ専用通路の行列(前の方の人たちは徹夜組)の長さから、「今年は入…
『「ワイシャツの襟元から肌着」はNG』という記事を読んで、「シャツとは本来肌着である。だからしてシャツの下に肌着をつけるのは "マナー違反である"」である(らしい)ことを知らされ、へえそおなんだ、と大変驚きました。 ここで話題にしたいのはこれが…
ここのところ傑作続きだったNHK大河ドラマが今年は一休み感満点だし、毎回号泣コースだった『ごちそうさん』も終わってしまったため、民放ドラマを見る時間が増えてます。最近のテレビドラマは警察ネタか医療ものばっかりだ、とおっしゃる方もおられますが、…
高校生の息子が母親、つまりぼくの妻へこう言ったそうです。 「俺が生まれる前はインターネットってなかったんだよね? みんなどうやって暮らしていたの? 新聞とラジオと図書館?? 信じられない」 デジタルネイティブ世代から見れば、あって当たり前のネッ…
某スポーツ選手のごく個人的なことが週もアタマから巷を賑わしてますが、ぼく個人としてはそっとしておいてあげればいいのにと思う一方、メディアがこういうネタをネタとして扱い続けていいのかの是非議が世の中にあったりもします。 これって、いいとか悪い…
今年のNHK大河ドラマ『平清盛』が終わりました。放送開始直後から「画面が汚い」などの酷評や記録的な低視聴率にみまわれながらも、松山ケンイチさんはじめ出演者の方々、スタッフ、その他関係者のみなさん、一年間お疲れ様でした。 ぼく個人としては、『平…
ローマ法王が「沈黙の大切さ」に言及したとか。検索エンジンやソーシャルネットワークを多用する現代人に向けて "安易に答えを求める現代の風潮をいさめ、黙考の大切さを説いた" そうだ。 法王「沈黙を大切に」 検索サイトやSNS依存に警鐘(朝日新聞デジ…
2011年も間もなく終了。いつもなら自分のはてブなどを見返しながら今年を振り返るのですが、時間的余裕がないまま今日まで来てしまっているということと、はてブをすること自体激減してしまったためこのままダダダと来年になってしまいそうです。 それにして…
ぼくの姓は「斎藤」といいますが、「佐藤」とよく間違われます。メールで「佐藤さん、、」と書かれることもよくありますし、かかってきた電話で佐藤さん呼ばわり(笑)されることもしばしば。どうしてみなさん、こんなにも間違えるのでしょう。 怒っているの…
ツイッターを見ていると、今年は恵方巻さんが結構かわいそうなことになっているみたい。「(値段が)高い」、「売れ残りをたたき売り」、「そもそも何これ」、などなど…。去年はこんなにネガティブな風は流れてなかったように思うんだけど。 恵方巻を食べると…
ツイッターとフェイスブックってとかく比較されるけど、同じ物差しで測れるものではないので単純な優劣などないわけです。ええ、言うまでもなくツイッターとフェイスブックは使い分けです。もちろん片方しか使わない人もいるでしょうけれど。 自分自身とそれ…
通勤時、最寄りの駅*1まで片道30分弱を徒歩にしているので、体と靴への負担を考慮して運動靴を履くことにしました。20世紀にこれをやったら「ニューヨーカー気取り!」などと冷やかされそうですが、何より歩きやすいはずだし、ぼくとしては小中学校の先生に…
iPadが出た時、パソコンを持ってないという知人が「テレビでやってたんだけど、あれいいね。いくらくらい?」と聞くので、「パソコン持ってなかったよね。iPadはパソコンないと使えないよ」と言ったら絶句していました。その同じ知人が今度は「電子書籍出た…
「品がいい人」とそうでない人の境目はどこにあるのだろう、とふと考えることがありました。あまり熟考したわけではないので多分に感覚的なまとめになりますが、一言で表現すれば、品がいい人とは『他人を不快にさせないことを考えながら主張する人』なのか…
昨日と本日の2回にわたって、以下のような内容の「告知」(本体はこちら)をツイッター上で流させていただきました。 伝えたかったのはここに書かれていることがすべてで、同僚の知人の息子さんへの募金呼びかけでありました。(「救う会」のページはこちら。共…
「Twitterって何だろう」と興味津々な初心者の知人と先週からDMやTL上で会話したり意見投げあったりしてきたんですが、なかなか話がかみ合いません。信者としてのぼくの努力が足りず、「どんないいことがあるの?」への回答が結局「信じるものは救われるので…
高級ブランドといえば、「どうしてこんな若い人が身に付けてるの?」という光景をかつてはよく見かけました。ところが最近は若者の間で「高級ブランド離れ」が進んでいるらしい。その理由について、『「無理して高級ブランド」ダサイ 若者に消費感覚異変』と…
『実名推進派は人の気持ちがわからない人が多い。』という記事に触発されて、少々愚痴ります。 ぼくはこのブログにしてもTwitterにしても実名でやってます。ただし、所属する会社名は公にしていません。記事の内容やプロフィールを読めばXXX株式会社の斎藤広…
高速道路無料化問題でも記者クラブ開放問題でもダム建設中止問題でも、なんでもいい。 メディアは、判で押したような単面的な報道をするのではなく、可能な限り公正と思える分析を踏まえて、洞察し、提言をしてほしい。 対立する当事者同士は、目先にとらわ…
「大人の事情」が主な理由とおぼしき釣りに過ぎる書籍タイトル*1が本屋にあふれ、最近は少々食傷気味。書籍は目にとまり手にとられてナンボですから仕方ない部分もあるのかもしれませんが、タイトル負けした内容も少なくないように思います。 しかし、『2011…
↓いい写真*1ですねぇ。 ..じゃなくて、いい記事ですね。↓ http://www.atmarkit.co.jp/news/200907/30/page.html @ITによる、グーグル共同創業者ラリー・ペイジ氏のインタビュー記事です。ペイジ氏の相も変らぬピカピカの笑顔とインタビューでのゴキゲンな受…
俺様の話を聞け節が炸裂している感がかなり強いので読んでいてやや引けてしまうんだけど、それでも、ネットすごいぞ症候群 (自分自身も含めて) 向け解熱剤のひとつとして薬局、、じゃなかった書店でお求めになるのもよろしいかと思います。 日本のネットのあ…
1995年がインターネット元年だとすれば、今はインターネット暦15年だ。(いや元年はそこじゃない、という突っ込みは本題から外れるのでしないように...) なぜいきなりこんなことを言うかというと、本棚を眺めていたら村井純著『インターネット』(岩波新書)が…
揚げ足取りをされないよう表現に気を遣わなくてはいけないのは、本当に時間がもったいない。 一般的に揚げ足取りびとには以下のような性質があると思います。総じて、議論の「線」よりも「点」や「(ごく限られた)面」の重要性が勝ってしまうことにより揚げ足…
今日はひがやすをさんの『梅田望夫にオープンソースを語るなとガツンと申し上げたい』というエントリーが盛り上がりましたね。きっかけは、「オープンソース」という言葉が何度か出てくる梅田さんのインタビュー記事を見たひがさんが「お前にオープンソース…