「日本にはイノベーションの文化がある」(ラリー・ペイジのお言葉より)


↓いい写真*1ですねぇ。 ..じゃなくて、いい記事ですね。↓
http://www.atmarkit.co.jp/news/200907/30/page.html


@ITによる、グーグル共同創業者ラリー・ペイジ氏のインタビュー記事です。ペイジ氏の相も変らぬピカピカの笑顔とインタビューでのゴキゲンな受け答えを見ていると、MicrosoftとYahooが必死に追いすがろうとするほどの巨人ぶりや、「Chrome OSでついにMicrosoftへ宣戦布告!?」などと言われるほどの攻撃性(?)は微塵も感じません。


彼の言っていることはとってもシンプルで、すごく共感できるものです。コンピュータとネットワークをもっともっと簡単に使えるようにしたい、生活を豊かにするためにテクノロジー面から貢献したい、といったところでしょうか。何かを征服したいとか誰かに打ち勝ちたいとか、そういった野望は見えてこず、技術的なことについては「オープン、標準」がもっとも重要である、と考えているところに人間的な純粋さを感じると言ったら、言い過ぎでしょうか。


日本を元気付けてくれるコメントが、以下に。(元記事より引用)

日本にはエンジニアリングとイノベーションの文化があるのです。何かを違った風にやろうという文化があって、これは非常に価値があることです。われわれはエンジニアリングの拠点を日本に置いて、ワールドワイドで使える開発を行ったことで、それを知りました。強い経済力とエンジニアリングの力、世界に少ない力を両方持つ国として、日本の将来はとても期待しています。


まあ、日本の中のひとから見れば「んなこともないんだよね、最近は、、、」と悲観的に見る向きも多いとは思いますが、気持ちだけは上を向いて歩こうを忘れずにいたいですね。


最後に。とりたてて新しい切り口ではありませんが、心に響きますねえ。いい言葉です。(元記事より引用)

何が世界を変えるのかと言えば、それは何か物事をするのに新しいやり方で行うような人々なのです。

*1:写真引用しようかな、と思ったけど、肖像権的にまずいかな? やめときます