トレンド

Twitterがあれば本当にもうRSSは不要なのか

「TwitterがあるのでRSSが不要になってきた」という声を聞くようになりました。TwitterにしろRSS(リーダー)にしろ使い方は十人十色ですから、こういった声が正しいとか正しくないとかいう話ではないのですが、私のことで言えば両者はまだ別物です。 ストック…

未使用の脳を刺激する実験室、Twitter

勝間和代氏の参入によって (たぶん) いい意味で "爆発" と "かくはん" が起きている Twitter。 こういうツールって、「使いこなす」じゃなくて「使い倒すもの」だと思っているので、「どう使っていいかわかりません」という質問はナンセンスなのだ。とりあえ…

『僕が2ちゃんねるを捨てた理由』を読むと時代がひとつ進んだなと感じる

「2ちゃんねるを捨てた理由」は数行でおしまい。しかも「捨てた」わけでもないので、このタイトルはあまりに釣りが過ぎる。まあ、そこは大人の事情のようですからガタガタ言わないでおくとして、内容としては「ひろゆき語録」。思いついたことを口頭筆記した…

Google Wave に人類は対応できるか

こういう「事件」については、感じたことをタイムリーに残しておくべきと思うので備忘録的に簡潔に。他人のコメントをさんざん見た後だと、なんか自分の言葉ににならないような気がするし、受け売りのコメントもしたくないし。 Google Wave は、コミュニケー…

ノーツの効能(13) - デジタルネイティブ世代の情報共有は何か違うのか

「情報共有です」などと言いながらメガバイト級のファイルが添付されたメールを大勢に送りつけることを何の悪気もなくやってしまうのは、ロータス ノーツを使ったことがないひとに多い。「経費削減のアイデアは?」という社長室からの呼びかけを聞いたとき、…

「所有から利用へ」 〜 カーシェアリングと IT の話

今朝の日経一面に、『カーシェア 普及加速』という記事がありました。カーシェアというのは、レンタカーよりも柔軟な自動車利用サービスのことで、不景気が後押しする形でここにきて注目を集めているようです。この記事が目にとまったのは、こういった発想を…

見守りましょうクラウドバトル、IBM 対 MSFT コラボレーション編

IBMが1月にお披露目した「LotusLive」というクラウドサービスについて以前コメントしたことがありますが、Microsoft も「Microsoft Online Services」で応戦してきました。(うお、こう並べて書いてはじめて気づいたけど、どちらかというと LotusLive のほう…

Netbook の夜明けはこれから?

Netbook にはちょっと期待している。 最初は、誰もが受ける「安い PC (PC = Wintel)」というイメージを持ったのだけれど、名は体をあらわすとはよく言ったもので、なかなかどうして今の時代に天から (雲から?) 舞い降りて来た救世主かもしれない、そう思い始…

LotusLive がもたらす調和な世界

毎年この時期にオーランドのディズニー・ワールドで開催されている恒例イベント「Lotusphere」、今年もたくさんの発表がありました。IBM=SAP共同開発の「Alloy*1 (コードネーム: Atlantic)」 (ノーツと SAP システムとを透過的に結び付けるソフトウェア) も…

SaaS 〜 健全なる変革の時代

昨日今日と開催されていた『SaaS World Tokyo 2008』へ行ってきました。当日受付だと 3,000円の入場料が必要とのことで当初は行く予定がなかったのですが、招待券をゲットできたので会社から近いこともあり軽く寄ってきたわけです。 時間がなくてセッション…

ラジオとブログ

放送40周年を記念して、ニッポン放送で「俺たちのオールナイトニッポン40時間スペシャル」という放送があったそうです。情報を事前にキャッチできていなかったので聴くことができず、かなり残念! 中学〜高校時代の深夜は、よく「オールナイトニッポン」を聴…

ケータイの日本流デザイン革新

au design project から「actface」というコンセプトモデルが発表されています。「電話をかける・受ける」という携帯の本来の目的を忘れてしまうくらい触っていること・使っていることが楽しく、気持ちいい携帯電話*1をコンセプトとした二つのモデルが「actf…

iPhone は携帯電話である、ということ

iPhoneは「購入者の 90% が満足している」というサーベイの結果。(USA Today の原文はこちら) 発売からわずか 1週間後に実施されたサーベイなので、同製品に対して購入前から人一倍強い期待を持っていた回答者の割合が高かったと予想できるため、それほど驚…

『ウェブ社会をどう生きるか』では生きられない

人生最初の転職で私がロータスへ移ったのは 1995年、振り返ればいわゆるインターネット元年とされる年でした。ロータス転職の理由はただひとつで、「ロータス ノーツを作っている会社へ行きたい」という思いだけ。そのノーツに出会ったころ(つまり最初の就職…

バンダイ「Human Player」で遊ぶ 〜 性格診断とネットワーク

バンダイの新しいオモチャ、「Human Player」を買いました。たまごっちを四角くしたような、性格診断の要素が盛り込まれた携帯型オモチャです。 Human Player のオフィシャルサイト => http://www.asovision.com/hp/ できることは、 50の質問に答えていくこ…

DoCoMo 2.0 キャンペーンは成功するか

おそらくそれを見た大半の人が「なんだろう」と思っているはずの "DoCoMo 2.0" ティザー広告ですが、『DoCoMo2.0は言うほどたいしたことないのでは?という証取法的考察』という新鮮かつ説得力のあるブログエントリーがありましたのでご紹介。 当該エントリ…

『クチコミの技術』について

本のタイトルはなんてことないですが(失礼!)、内容は大変面白いです。なぜ面白いと感じたのかというと、体験談だからです。「外」から様々な分析や解説を加えるものと、「中」からリアリティーのある声で語っているものとでは、面白さが違います。さらに、本…

Google Apps 日本大学編

ちょっと前になりますが、日本大学が Google Apps (Google Apps Education Edition -- ちょと舌をかみそう) を導入したというニュース。 日本大学の発表 => http://www.nihon-u.ac.jp/news/2007/2007000001.htmlGoogleの発表 => http://www.google.co.jp/pre…

ポータルか新聞かSNSか、また別な何かか

USA TODAY が SNS 機能充実、というエントリー。上手にまとめていただいているので、同サイトがどう変わったのかよくわかります。他のニュースサイトの記事が表示されるなんて、ちょっと驚き。 日本で言うと "新聞2.0" を自称する「イザ!」に近いのかな。"紙…

内部統制はとばぐちか?

ITmediaの記事で「内部統制整備はとばぐち 遅れるIT全般統制の整備」というタイトルが目に入ったとき、一瞬読めなかった。「波止場口?」「賭博地?」などの候補を頭に浮かべながら記事本文を読むと、"入り口"というようなニュアンスなんだと予想。 辞書をひく…

「Web2.0とは...」、なんて言わないで

数ヶ月前に買ったものの半分ほど読んでその後ページを開くことのなかった『マーケティング2.0』(翔泳社)を、出張を機に後半を読んでみました。小説などの場合、始めの1〜2割がつまらない内容の場合よほどのことがないかぎりその後の展開には期待できないとい…

アップルは消費者を、どこまで家電をおさえるか

iPhoneの発表、Macworld 2007 のスティーブ・ジョブズによるキーノートを先週二日がかり*1で見ました。iPhoneという、ジョブズから見た「3つ目の歴史的製品」の発表会という意味ではたいへんシビれたプレゼンでした。黒字白抜きのスクリーンに「iPhone」の文…

ニコニコ動画(仮) 動画にキャプションを

「ニコニコ動画(仮)」(http://nicovideo.jp/)というサイトが巷で話題になっているようです。(もう遅い?) YouTubeなどのサイトから動画をひっぱってきて、動画に自由にキャプションをかぶせられるというサイトです。自分の好きなタイミングで好きな言葉を、文…

SANKEI-EXPRESS試読版再び

創刊日に配っていた試読版を見た感想を以前ここに書き込んだ「SANKEI-EXPRESS」ですが、本日再び試読版がサンケイビル内で配られていたので手に取り、あらためて「この新聞を購読するモチベーションってなんだろう」と考えてみました。 「真ん中で折れない段…

今年の名前ランキング

今朝テレビを見ていたら、『2006年生まれの赤ちゃんの名前人気ランキング』が発表になったと報じていました。「とある生命保険会社の調査によると....」との説明つきで紹介されたランキングでは、 男の子人気ナンバーワン → 「陸」 女の子人気ナンバーワン →…