ポータルか新聞かSNSか、また別な何かか


USA TODAY が SNS 機能充実、というエントリー。上手にまとめていただいているので、同サイトがどう変わったのかよくわかります。他のニュースサイトの記事が表示されるなんて、ちょっと驚き。
日本で言うと "新聞2.0" を自称する「イザ!」に近いのかな。"紙面"デザインはまったく両極端ですが。(笑)


ネットのお品書きを目指したポータルサイトがパーソナライズやネットコミュニティーへの広がりを見せ、ニュースを発信する側の新聞サイトが読者参加を進めてSNS化し、一方、人的つながりを支援する仕組みとしてスタートした SNS がニュースとの双方向性を持つ。どれをとっても、参加者駆動型の Web2.0 がじわりじわりと身の回りで進行していることを実感できます。


一方でこのブログで何度か取り上げている*1 SANKEI EXPRESS。読者との双方向性という点では上述の「イザ!」サイト内にオフィシャルブログを設けていますし、同サイト内で記事を発信したりして、がんばってはいます。とはいえ、新聞としての認知がまだまだなので USA TODAY をまねろとまでは言いませんが、まだまだ努力が必要と思います。ぼくはいまだに、あの段組みと重さ(上質紙)では新聞としてはアウトなんじゃないかと思っています。朝食とりながら片手で新聞読むほど自宅で朝をゆっくり過ごす若者がそれほどいるとは思えないし。だいたい、どうして「公式ホームページ」(http://www.sankei-express.com/)が記事ではなくて長々とFlashを流す広告サイトなの??

*1:これとかこれとか