ちょっと前になりますが、日本大学が Google Apps (Google Apps Education Edition -- ちょと舌をかみそう) を導入したというニュース。
日本大学の発表 => http://www.nihon-u.ac.jp/news/2007/2007000001.html
Googleの発表 => http://www.google.co.jp/press/pressrel/20070403.html
Google Apps を活用したこの日本大学の新システムでは、大学のドメイン名で以下のような機能が在学生向けに提供されます。
- メール: 日本大学用 Gmail 「NU-MailG」("NU"は日本大学の意。"G" を赤で表記しそれ以外は青字)
- カレンダー: 学校行事やグループ(サークル、ゼミなど)でのスケジュール共有(Googleカレンダー)
- チャット/通話: リアルタイムコミュニケーション(Googleトーク)
- ワープロ、表計算: Google Docs&Spreadsheets
既存の学生管理システムやセキュリティシステムとの連携を約2.5カ月で行ったとのことですが、一般企業ほど人の出入りは少なさそうとはいえID管理まわりのところがからんでくるので万単位のユーザー向けシステムと考えるとそれなりに早い方と言えるかな。
でも、単なるメールとかスケジューラだけでなく、コミュニティーを形成するような要素も今後いろいろチャレンジしていただけたらなあ、と外野的には思います。ブログとかSNSは、やってるひとは大学外ですでに実行しているだろうから、ある程度自由にサークルとかゼミのコミュニケーションができるような「部屋」(ブログじゃなくって、ひとが集まってくる「場」が望ましい)を用意するとか、特定の条件を満たせば日大以外からの参加も可能なスペース作れるとよいですね。
IBMさん、Lotus Quickr を無償で提供しては? (これって、ホスティングによる提供ってされてるのかな? それとも自前のサーバーにインストールしなくちゃいけないのかな)