こってり、マイルド。『鶏そば一瑳』(浦和)のつけ麺


ツイッター@TanakaApple さんが絶賛していた浦和駅西口のラーメン/つけ麺専門店「鶏そば 一瑳(いっさ)」に行ってきました。午前11時過ぎにお邪魔したのですが、店を出るころには外に行列ができており、今年の2月オープンながらすでに大人気店のようです。

浦和駅西口徒歩1分にある「鶏そば 一瑳」


ぼくが注文したのは「つけ麺」。ここのスープは、鶏をベースとしたあっさり系と濃厚系とがあり、鶏そば(ラーメン)ではどちらも選べますがつけ麺は濃厚のみの設定です。

↑カウンターに貼ってある "うんちく"。鶏そばは細麺、つけ麺は太麺、いずれも自家製です。


セルフで自由にトッピングできるのは、揚げエシャロット、自家製ラー油、魚粉、一味唐辛子


「つけ麺は茹でるのに約7分かかります」との注意書きどおり、やや時間あって出てきたつけ麺が以下の写真。味玉を追加で乗せました。


スープを一口いただいてアッと思ったのが、これって、天下一品*1のスープをすっきり&上品にしたような味だ、ということ。もちろんいい意味ですよ、コクがあって濃厚なのにしつこくない、絶妙なバランスのスープです。そして、そのスープにふたつの「つくね」が沈んでいるのですが、これがすっごく熱い!出されてすぐ口に運ばないほうがいいでしょう。この熱さ、もしかしてつけ麺スープが冷めるのをある程度抑えるために入れてるでのはないかと思えるほどです。("うんちく"に書いてありましたが、スープのあたため直しもしてくれるそうです)

ちらっと頭を出しているつくね。これが熱い!(でもうまい!)


トッピングで特筆ものなのが自家製ラー油(以下の写真)。ラー油自身も美味なのですが、つけ麺の濃厚スープとの相性が抜群。ほかでは、揚げエシャロットはつけ麺スープよりあっさり鶏そばのスープにあいそうな感じ。


太い麺はほどほどコシがあり、スープによくからみます。ただ、麺だけで言えば三田製麺所の方がモチモチ感、小麦風味ともあるように思いました。(このあたりは好みですね) いわゆる「ひやもり」(茹でたあと冷水でしめた麺)で提供されますが、希望すれば温かい「あつもり」も可能とこと。ただ、食券販売機には「あつもりはおすすめしません」と書かれていました。コシが弱くなっちゃうんでしょうね。


濃厚系のスープは食べ進めるほどに飽きが来るものが多いですが、鶏そば一瑳の濃厚スープは最後まで飽きない極上もの。うまいです!

鶏そば 一瑳
埼玉県さいたま市浦和区高砂1-8-11
TEL:048-822-6611

*1:ご存知、全国展開のこってりラーメンチェーン店