おいしい写真。


ツイッターFacebookに投稿している写真、うまく撮れてますねー」と言われることが最近増えてます。ぼくはカメラにはまったく疎く、写真はすべてiPhoneで普通に撮影しているだけなのですが、「すごくおいしそう」と言われます。あ、申し遅れましたが、ここで話題にしているのは食べ物の写真のことです。


で、何がそうさせているのかなあと考えてみると、いくつか思い当たることがあったので、大事だと思う順番に書き残しておきます。でも、特段「秘技」みないなものはなく、どれもごくあたりまえなことばかりではありますが…。


「うまそー!」と思いながら撮る
とにかくこれが一番ですね。静物を写真に収めるという感覚ではなく、「お前うまそうだな、ちょっと写真撮らせてくれる?」と食べ物へ話しかけるくらいの気持ちで撮ってみましょう。グラビア写真がお好きな方は、モデルを前にしたカメラマンの気持ちで、てとこかしら。

「みんなマックフライポテト大好き!」と話しかけながら撮る


食べる直前に撮る
「おいしそー!」の念を最も入れやすいのは食べる直前の空腹感絶頂期。気持ちの入り方が違うのです。もちろん、サーブされたままのお皿の方が食べかけのものより「被写体」として美しいことはいうまでもありません。

「いますぐ食べたい!」を我慢して撮る


光線の向きに気を付ける
食べ物の写真を撮るようになってから、外食に出た時は真っ先に照明の位置が気になるようになってしまいました(笑) 食べ物に影が入ってしまうとおいしそうに撮れませんので。

これはちょっと失敗例。右下のあたりに影が入っちゃっている


強調したいポイントに寄ってみる
全体の皿の配置などを含めて撮影したい時以外は、思い切って寄ってみましょう。特に、強調したいポイントに寄ってみるとよいです。そこは食べ手の愛情が注がれている場所ですから、よりおいしそうに撮れるはずです。たとえばぼくの場合、つけ麺を撮る時はスープじゃなく麺の方へぐっと寄ってみたりします。

つけ麺は、麺が命


HDRを使うiPhoneの場合)
ぼくのような写真シロートの場合は文明の利器に頼るのもありです。iPhone(4以降)には自動で露出を調整してくれるHDRという機能があって、ぼくは写真を撮るときはノーマルモードHDRモードの2枚を同時に保存しています。撮影した後に両者を見比べて、きれいに撮れてるなと思った方を「採用」します。


miilを使うiPhoneの場合 -- Android版も絶賛開発中とのこと)
実はこれが結構効いてるんじゃないかと思っているのが、iPhoneアプリの「miil(ミイル)」。miilには食べ物に特化したフィルターがいくつもついていて、光の具合とか食べ物の種類によってフィルターを使い分ければシロート写真がそれなりにおいしそうに仕上がります。ぼくは、食べ物の場合はmiil経由でツイッターFacebookへ写真をアップロードしています。ちなみに、miilは写真フィルターアプリってわけじゃなくて、投稿された写真へコメントをつけたり『食べたい!』マークをつけたりと、食べ物を通じた一種のソーシャルネットワークを構成するサービスです。無料。


てなあたりがぼくが食べ物の写真を撮るときになんとなーく気にしているポイントです。
(なお、今回添付した写真はmiilのフィルターを通していません)