健康なひとなんていないんだからさ


お腹の調子を壊しまして10日ほど入院してきたところです。怪我やら病気やらで入院は人生三度目になるのですが、毎回、健康であることの大切さを痛感し、そして他人への感謝の気持ちを強くして実生活に戻ってきます。


こんなことを言うと心配をかけた家族や会社のメンバーに叱られそうですが、人間は何年かに一度入院をする位のほうが健全ではないかと思ったりすることがあります。上述のような心持ちの面でのリマインドがなされるし、そもそも歳を重ねてくれば不健康な方が自然で、どこも悪いところがないなんて錯覚してしまうことの危険性に気付けるというのが持論です。


関連して、定期健康診断で「健康であるという診断を出すための努力」を診断前だけされる方を時折見かけますが、これはマズイですねw。健康診断は健康であることの確認ではなく、不健康なところを見つけるためのものですから、全て異常なしの結果が出たら再検査を依頼するくらいのほうがいいと思うのです。


健康なことはおろか、生きていることさえ奇跡の連続である、と考えるべきなのでしょうね。