PCとの格闘に約ひと月

それは突然やってきまして。会社から貸与を受けているPCがまったく起動しなくなりました。

 

電源ボタンを押すと、通常はメーカー名のロゴが表示されて裏側でBIOSやらなんやらかんやらが呼び出されてくるのをしばし待つことになりますが、今回はメーカーロゴが表示されず、PCはダンマリを決め込んでいました。これはハードウェア的に逝ってしまったなあ、と会社のIT部門に連絡を入れて起動しないPCをオフィスに持ち込んだのが3月20日のこと。ぼくのPCはメーカー修理に出されることとなり、修理中の代替機を借りるためにはじめて使った「PC貸し出しマシーン」についてブログに残したのがまさにこの日。

koichi.hatenablog.com

 

そこから待つこと3週間。その間はクッソ重い代替機を持ち運ぶこととなり、久々だった出張(国内ですが)もこの代替機とお供していましたが、修理完了の知らせを受けてふたたびオフィスへ出社し修理が終わったPCを受け取りました。これが4月11日のこと。最初のトラブル報告から3週間余りが経っていました。

 

普通ならここでこの話は終わりなのですが、続きがあります。まっさらになったPCをセットアップしていくなかで、さまざまなトラブルが起きました。黙っていれば自動的に導入されるはずのドライバーが組み込まれなかったり、日本語環境が導入できなかったり、まあ、そこから1日近く、IT部門のサポート担当者にお世話になって、なんとかかんとか使用できるような状態まで持ってこれたのですが、このPCを自宅に持って帰ってみたら新たなトラブルが。Wi-Fiの性能が激しく低下していたのです。Wi-Fi親機のすぐそばで使っている分には問題ないのですが、少し距離を置いたり、PCを向けている角度によってネットへの接続スピードが極端に下がってしまいます。

 

ふたたびIT部門へ連絡を入れて、再度PCを初期状態に戻してからセットアップしなおしてみたのですが、Wi-Fiの動きは相変わらずで、かつ、そのほかにも細々としたドライバ異常の動きが見られたので、IT側で検討してもらって「新しいPCに変えましょう!」という結論が出たのが4月14日の金曜日。翌月曜の4月17日に出社して新しいPCを受け取り、再度再度のセットアップ&現状復帰作業をオフィスでシコシコ、、、。なんとか使える状態に戻して、今度こその思いで帰宅し、ネットワーク(Wi-Fi)の接続テストを。結果は「GOOD!!」。ようやく元通りのPC環境が戻ってきました。

 

この間、なんと1か月。その間は仕事の生産性が低くならざるを得ませんでしたが、まあ、PCの故障ということで致し方ないんですかね、あんまり「あるある」で済ませたくないほど疲れたんですが、こういうこともあるさ、なにせPCだから、と自分を納得させております。

 

ところで新調したPC、以前使っていた機種とは厳密には同じものではなく、型番は同じなのですが新しいほうはスクリーンが360度倒れる(回転できる)ようになっていて、タブレットっぽく使えるいわゆる「2-in-1」なモデルでした。通常の使用ではスクリーンを180度以上倒すことはないと思うのですが、これ、ぐるっと回してタブレット風に使うことってあるんですかね? 以前マイクロソフトにいたときに使っていたSurfaceの2-in-1は、キーボードが外れる設計になっていたので見た目も使い心地もタブレットだったのですが、ノートPCのスクリーンをくるりと回して「はい、タブレットでござい」とはならないように思うんですが。。。どんなもんでしょう?