iPhoneに辛い冬


マフラーや手袋が必要となる時期の通勤では、駅までの徒歩の間ずっと愛機であるiPhone 6sをコートの外ポケットに入れています。このiPhoneが寒さにやたら弱いのです。


歩きスマホはしませんので、家を出たあと最初にiPhoneに触れるのは駅でSwarmのチェックインをする時なのですが、この季節になると、ポケットから取り出したiPhoneは勝手にシャットダウンされちゃっています。電源を入れようとしてもバッテリー切れで起動不能との表示でビクともしません。


原因は寒さのようです。復旧方法は二つ -- 外付けバッテリーをつなぐか、本体を温めてやること。バッテリーから通電するとすぐに復活しますし(残量ゼロ近くではなく、シャットダウン直前の残量に戻ります)、冷たくなったiPhoneをしばらく手でじんわり温めてやると息を吹き返します。


当初はぼくのiPhone固有の問題なのかなと思ってAppleへトラブル報告をし新品に交換してもらいましたが、現象は変わりませんでした。この交換ではっきりしたのはバッテリーの劣化が原因ではないということです。ちなみにぼくのiPhoneのA8プロセッサーはバッテリー駆動時間に難あり?と噂されたサムソン製。交換前も後も、TSMCではなくサムソンでした。関係あるのかわかりませんが。


寒さで弱っちゃうのはある程度理解できるとしても、たかだかさいたまあたりの寒さでこの有様って、ちょっと残念ですね。ぼくはiPhoneは裸派なのでスクリーン保護シール以外は何も着せていませんが、これを機に、寒さ対策として冬だけiPhoneにケースを装着することも検討しています。あるいは、コートの外ポケットではなく、体に近い所 -- たとえばお尻のポケットとか胸の内ポケットなどにしまっておけば寒さで昇天されることはないのかもしれませんが。


iPhone 5以前ではこのような現象に見舞われたことはないので、いつか購入するであろう最新機種では同じ問題が起きないことを期待して…。