息子はiPhone 12を買うと言っている

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最近iPhone 8のバッテリー交換をしてまだまだ使い続ける気満々の父と、発表されるや否や俺は買うぞとiPhone 12の予約に動き出さんとする息子。

 

我が家ではiPhone 12の評価をめぐってあれやこれやの活発な議論が起きていますが、ぼく個人としてはiPhone 8のホームボタンと指紋認証の存在が前世代的な安定感というか安心感を与えてくれているので、今すぐ手放す気にはちょっとなれない。スマホのハードとしての機能強化はこれ以上大きな期待をしておらず、5Gもしばらくは恩恵にあずかれそうもないので、今何かを買えと言われれば迷うことなくSEを選ぶだろう、といったところです。

 

初代iPhoneから始まって自分はいったいいくらをAppleへ貢いだのか思い返したくもないですが、決して安いおもちゃではないので、新モデルが出るたびに買い替えるのはiPhone 8で止めてしまったいま、日本でのキャッシュレスはどのように発展していくのかとか、SNSと社会とのかかわりは世界の経済産業構造にどう影響を及ぼしていくのかとか、音声認識機械翻訳の進化のスピードはどうなっていくんだろうとか、スマホ本体を媒介として届けられるサービスの行方にしか興味が持てなくなっているというのが本音。

 

にしてもテクノロジーの進化って、とくにデジタルテクノロジーの進化って、ワクワクしますねえ。ハードに興味のある人も、ソフトが気になる人も、どっちもいいじゃないですか。「iPhone 12は買いだ!」-- 大いに結構、ぼくは買わないと思うけどね。1990年代中盤から始まったネットの時代は、まだまだまだまだ進化を続け、生活を豊かにしてくれると信じています。