生野菜


夕食は適切な時間にきちんといただかないと生きていけないぼくが、仕事の関係で今週は月曜からまともな夕食をいつもの時間にとれていなかった。そして木曜、つまり四日目にして限界が近づいていた。


そんな今夜はとにかく生野菜が食べたかった。こういう時は、レタスもいいけどキャベツの千切りをドレッシングなどかけずにザクザク行くのが良い。丼屋で出される乾燥しきった野菜ではだめで、適度に水分を保った千切りキャベツをぜひともいただきたい。


会社を出るときにググってみると、途中下車したところにある大戸屋が23時まで営業していることがわかった。まだ間に合う。ここにお邪魔するのはたいてい18時台なので、大戸屋がそんな時間までやっていることを知らなかった。小さくガッツポーズ。


生野菜さえあればメインディッシュは何でも良かった。もちろん、メインがいらないわけではない。きちんとメインをとることは今夜生野菜を食べることと同じくらい重要である。ご飯をしっかりいただくことも大切だ。だから大戸屋を選んだ。でも真っ先に、生野菜をザクザク行きたい。


メニューを見て、メインに追加してグリーサラダを注文するとこにした。ほどなく、ザクザクにありつけた。感無量。生き返った。全身に何か新しいものが行き渡る感覚。値段を見ずに注文したが、このサラダは一皿159円と伝票に書かれていた。コストパフォーマンスの異常なまでの高さに感激度はマックスに。


ありがとう大戸屋


生野菜ラブ。


あれ?日が変わってしまった。生野菜の叫びとともに何となく五十代突入。