肉が主役のステーキ屋のカレー〜『風靡』(北新地)


大阪のランチで前からちょっと気になっていた「ステーキ屋さんのカレー」を初体験してきました。


北新地にあるその店の名前は『風靡』といいまして、夜はそこそこのお値段となる立派なステーキ屋(お肉は神戸牛らしい)。そんなお店で、ランチタイムのメニューにお肉がゴロゴロ入ったカレーがあると聞いて行く機会をうかがっておりました。


お店は地下です。落ち着いた雰囲気の中、ひとり客だと告げるとカウンターに案内されました。迷うことなく「カレーランチ」(1050円)を注文すると、速攻で目の前に大量の「らっきょ」が置かれます。らっきょは大好きなんだよねー、ありがたい。


続いてサラダが届けられ、それを食べ終わったあたりのタイミングで主役のカレーさんが登場です。


うむ、たしかに肉だ肉だ。


そして肉だ肉だ肉だ。


味はどちらかというとスッキリ系で、肉がたっぷり入っている割には濃厚さと無縁な逸品。塩味を抜いたビーフシチューにカレーのフレ−バーを投入したようなカレーです。主役の肉を邪魔しない絶妙なバランスの味ですね。ルーのコクで勝負というよりは、肉の風味と舌触りを引き立てる仕上げとなっています。


味と香りの複雑さや厚みで言えば『インデアンカレー』の方が上ですが、ステーキ屋ならではの「肉で勝負」なまた別カテゴリーのカレーで、おいしくいただけました!

風靡
大阪府大阪市北区堂島1-3-40 スタック堂島ビル B1F
(注)ランチ営業は13:30までとなっていますが、売り切れちゃうと早めに閉めちゃうこともあります。(実際、ぼくが行ったときは13時過ぎに早々にランチを終了してました)