紙細工な信号機


最近、近所の県道の交差点にある信号機が新しくなりました。パッと見、信号機というよりは子供が夏休みの宿題で作った紙細工のシンゴウキ、って体裁です。


横から見てはペラペラで、交通整理という重責を担っているのだぞという自慢げな態度も威厳も感じることができず、かなり適当に作った感があります。


この信号機、ここのシグナルの上の日差しもないし、微妙にお辞儀している(前に傾けてある)ところも気になったのですが、これは、依然札幌で見かけた信号機と同じ理由なのではないか、と思います。つまり、雪対策ですね。新しい信号機はLEDを使っているため発熱が非常に少なく、雪が付着しちゃうと融けないので、そうならないように前に傾けているのではないかと思います。以下が札幌で見かけたうつむき加減の信号機。


信号機のLEDは交流電源と同じ周波数で明滅しているらしく、シャッターのタイミングによってはシグナルが3つとも真っ暗、なんて写り方をしていまいますが、私たち人間の目には気づきませんので心配ないようです。以下の写真では、赤信号が光ってたんですけどね。


ちなみに以下の写真は今回のペラペラ信号機と同じ交差点にある歩行者用信号機ですが、ものすごく高いところにあるんですよね。写真では分かりにくいですが、普通の住宅の二階より高いところに設置されているんです。かなーり、上の方を見ないと歩行者は気づけないという、なぞの信号機です。