新百合ケ丘に2015年10月にオープンした素敵なバルをご紹介します。お店の名前は『ノボルノバル』。オーナーシェフのお名前(昇さん)にちなんで付けられたものと信じておりますが、ご本人へは未確認。
さてこのバル、店舗の場所は隠れ家っぽくやや引っ込んだところにあるのですが、壁がガラス張りとなっていることと倉庫をイメージしたとおっしゃるモダンな内装や高い天井らの相乗効果によって「開放感あふれる隠れ家」という絶妙なポジショニングを確立しておられます。
そんな居心地の良さとお店の方々の暖かいおもてなしの中でサーブされるお食事はどれも絶品! 特に豚肉にはこだわってらっしゃるようで、ポーク好きなぼくとしてはとてもじゃないですがじっとしていられません。
いきなりリッチな前菜盛り合わせが。ぼくはバル系ではピクルスとパテはデフォルトで注文しますので、このチョイスはナイスです。
サラダをいただいた後は、白魚とブロッコリーのアヒージョ。アヒージョって何を入れてもおいしいですが、この組み合わせもいいですね。
器もかわいいフレンチフライ。不思議な香りがしたなあ。軽く乾いたスパイシーさがあって、何だろう、例えて言うならほんのりガラムマサラな風味。今度お邪魔した時に聞いてみよう。
炭火焼きポークうまい!!! 何かがお皿の上で炸裂しています。肉の味、味付け、火加減、パーフェクトであります。
そして最後にとどめを刺されたのがパエリア。肉にコテンパにされてお腹もほどよく満たされていたというのに、風味は満点、味付けも控えめで具材の香りと食感がとても引き立っていて、自然と箸が、いや、スプーンが進みます。
行動範囲のせいか小田急線を使うことはほとんどないのですが、そんなぼくが新百合ケ丘の店を訪れたのは、ここのオーナーシェフに仕事で大変お世話になったからなのです。シェフの杉山さんはお店をオープンされる前はマイクロソフトにお勤めで、ビジネスパートナーとしてとてもお世話になりました。そんなご縁で、こだわりのバルを始められたと聞いた時から早く行かねば!と思っていました。
「開放感あふれる隠れ家」、おすすめです。小物など隅々にまでこだわりを感じるハイセンスなお店で、お食事もワインもおいしいですよ。
ノボルノバル
神奈川県 川崎市麻生区万福寺1-12-19 鈴木ビル1F
ホームページへのリンクは --> http://nobornobal.com/