深い愛なくして作り得ない感動の一冊 『ウルトラセブン研究読本』


これはもう、史上最強のウルトラセブン本であると断言できよう。すべてのセブンファンが購入必須であるのは言うまでもなく、日本中のあらゆる喫茶店はすべからく常備すべきすばらしい本である。これが2100円で買えるとはなんという太っ腹。装丁がも少し良ければ(笑)五千円でも買ったと思う。

別冊映画秘宝ウルトラセブン研究読本 (洋泉社MOOK)

別冊映画秘宝ウルトラセブン研究読本 (洋泉社MOOK)

とにかく、濃い。そして、劇中のセリフの抜き出し方や構成にいたるまで、ページの隅々にあふれるばかりの愛を感じるのです。懐かしすぎる出演者へのインタビュー、充実のメイキングデータ、さらに、全放映をカバーしたエピーソードガイドでは「あらすじ」は脇役として小さなカコミに追いやられストーリー解説(これがまた切り込み方が深い!)や背後に流れるメッセージなどがたっぷりと語られています。インタビューに多くのページを割いているのも特長で、出演者だけでなくスタッフやセブンラブな各界人の声が満載です。打算も妥協も下心もまったくなく、ただただ愛で作り上げた本ですね。


…と書いてきましたが、まだ全部読めてないんですけどね(笑)
といいますか、10月29日発売ですから、この短期間に全部読めるはずもありませんのです、このボリューム。


永久保存版です、家宝です。黙って買いましょう。(注:ステマではありません)