浦和駅周辺のつけ麺の代表格と言える『鶏そば一瑳』の鶏白湯つけ麺に夏限定（？）で登場した薬膳カレーつけ麺。一日限定30食ということでなかなかお目にかかれなかったのですが、昨夜ついに！いただくことができました。
冒頭の写真がまさに薬膳カレーつけ麺のスープ。お店の説明書きによれば、ごぼうチップ、クコの実、レンコン、じゃがいも、にんじん、長ネギ、メンマ、鶏肉団子、そして花山椒も入っているそうです。鶏肉団子は、レギュラーメニューのつけ麺に入っているものと同じですね。
一瑳のつけ麺は濃厚な鶏ダシがベース。こってりスープで有名な『天下一品』のスープをマイルドでクリーミーな仕立てにしたような、濃厚なんだけど優しい味わいです。薬膳カレーつけ麺のスープは、このオリジナル鶏白湯スープへストレートにカレーをぶち込んだような第一印象を受けました。カレーの風味自体を極めるというよりは、自慢の鶏ダシとカレー、そして「薬膳」の由来であろう根菜類の甘みをトータルでうまく融合するようデザインした、そんな作り手の意図が伝わってくる厚みのある味です。
蕎麦屋のカレーうどんのようなそばつゆ風味でもなく、インド風のカレー味でもなく、古奈屋に代表される黄色いクリーミーカレーでもなく、あえて言うならば、カレーライスのカレーに濃厚鶏ダシと根菜の甘みをブレンドした…、そんなスープでした。
うまいです！
麺はレギュラーメニューと同じで、太くてしっかり歯ごたえの自家製麺。小麦胚芽のようなものがチラチラ見え隠れするやや色黒（？）な麺は結構好みです。
夏限定っぽいのでいつまで食べられるのかわかりませんが、機会があればお試しいただきたい、薬膳カレーつけ麺のご紹介でした。
