蒲田の「とんかつ鈴文」に来たのは約二年ぶり。ひとつの鍋を使って絶妙な火加減で揚げるとんかつを堪能したいなら、迷わず「特ロース」を注文しましょう。
見てくださいこの厚み!そして何より、中心付近がレア状態でもはやとんかつとは呼ぶことが許されないのではと思わせるほどの存在感が炸裂しています。
実際、レア部分が残っているので歯ごたえは「たたき」に近いものがあります。豚肉は火が通ってないとちょっと…という方へはおすすめできませんが、とにかくユニークでがっつりうまい!
その厚みとボリューム、そしてあの寡黙なご主人からは想像できないワイルドな味わいの鈴文の特ロースかつは、胃袋が元気な時しか食べられません、きっと(笑)
レギュラーメニューのロースかつ定食は1,300円、そしてこの特ロース定食は2,100円と、800円もの差がありますが、鈴文へ行くなら特ロースがおすすめです。ただしボリュームが半端ないので、十分にお腹を空かせ、準備運動をしてから暖簾をくぐりましょう。食後の整理体操と黒烏龍茶もお忘れなく。