確実に肩こりがスッと抜ける方法 〜 ただし私の場合


私の肩こりは、首の付け根の深いあたりから肩甲骨の裏側一帯にかけて広がっています。治療法としては水泳(特に背泳)が最適なのでしょうが、耳鼻科医に「あんたは水素アレルギーみたいだから水泳は控えなさい」って言われて、泳ぐの大好きなのに、肩こりしまくりなのに、マッサージ通うのも金かかるし、どうしたものかと悩んでいたら、超手軽な肩こり解消法を発見してしまいました。


使うのは、一人幅の下り*1エスカレーターです。


一人幅のエスカレーターを見つけたら(って簡単に言いますけど、意外とないですよねw)、以下手順に沿って筋を伸ばしましょう。

  1. 両方の手すりに普通に手を置きます。
  2. 次に、両足を浮かせます。つまり、両腕だけで体を支えるんです。


これだけ。


両手で体を支えるときのポイントは、肩や胸から完全に力を抜き、2本の腕に体全体がぶらーんとぶら下がったような状態を作ることです。普通に両腕で体を支えようとすると体操の「つり輪」のように肩・胸が(特に胸かな)緊張した状態になります。ここから腕以外の力を思いきって抜くと、体の位置がすっと低くなり、2本の腕に体全体がぶら下がった状態になります。この姿勢が、肩甲骨の裏とか首の付け根から肩に走るあたりの筋をちょうどいい感じに伸ばしてくれるのです。


理想的には、1階分を下る間この姿勢をキープするのを1セットとして一度に3セットくらいやるのがいいのですが、かなーりはずかしい態勢なので、ぼくも1セットで止めることがほとんどです(笑)


一人幅のエスカレーターはそこらじゅうにあるわけではないので、自宅でできる代替法として、ぼくはテーブルを使っています。テーブルの縁で肩幅よりほんの少しだけ開いた位置に両手を置き、先ほどのエスカレーターの要領で体全体を腕に預けます。テーブルの高さだと足を少したたまないと "ぶら下げ" られないですね。エスカレーターのときは体重をまっすぐ真下へかけられるのに対し、テーブルの場合は若干姿勢が前かがみになってしまいますが、2-3分姿勢をキープすればそれなりに効果あります。


ぼくと同じような部位にこりを感じている人は、一度試してみてはいかがでしょうか。

*1:下り限定です。上りでやろうとしてもうまくできません