ロータスOB/OG会 2008


昨晩は毎年恒例(?)のロータスOB/OG会が渋谷で開かれておりまして、ほとんどの方が一年ぶりの再開でございました。学生時代の同窓会と違って、みなさんお変わりなくという方々ばかりでしたが、ロータスっていうすばらしい会社でともに汗水流した仲間であり、いつ会っても元気をもらえる面々です。(幹事のみなさん、お疲れ様でした!)



ロータス株式会社のふたりの社長


そんな中、個人的に一番うれしかったのは新堀進さんとお会いできたこと。ぼくの記憶が正しければ、95年に彼がロータスを去られてから今日まで一度もお会いしたことがありませんでした。新堀さんは、ぼくがロータスへ転職するさいにマーケティング本部長をされていた方で、ぼくは勝手に恩人だと思っております。


なぜ恩人なのかって、彼との入社前飲みニケーションがなければロータスへ移っていなかったかもしれなかったからです。この転職はぼくにとって様々な意味で転機であり、ロータスへ行かなければいまのぼくはないと思っているので、まさに恩人。思い起こせば1995年、ロータスへの転職が決まりそうなタイミング(オファーレターへのサイン目前)でIBM CorpによるLotus Developmentの敵対的買収が突如報じられました。当時ロータス社員だった知人も「聞いてないっすよ。わけがわかならい」という状況で、これにはさすがにぼくも動揺し、ロータスの人事へ頼み込んでサインの期日を一週間延ばしてもらい、あれやこれや考えていました。そんな中、こちらの動揺を察知したのか新堀さんから直接ぼくのところへ電話が入り、入社後にぼくの上司になる樋口さんと三人で戸越銀座の寿司屋へ行こうというお誘いが。「まあ、だいじょぶだからさ、いっしょにやろうよ、ね」っていう寿司屋での彼の言葉が、ロータス入社に踏み切ったひとつの重要なファクターとなったのです。


なお、新堀さんは現在、コーチングをビジネスとされるプロシードワンという会社の代表をされています。