NHKスペシャル「デジタルネイティブ」を観て


ちょっとタイムリーじゃないですが、月曜に放映されていたNHKスペシャルデジタルネイティブ」(http://www.nhk.or.jp/digitalnative/) へのひとことコメント。(おっと、今晩再放送ではないか!)


最初に出てくるカードゲームの少年CEOがいかにも "らしく" てよい。(こういう日本人はあまり見かけないなあ) その後に出てくる世界各国のデジタルネイティブたちの話題は、内容自体は取り立てて目を引くものではないけれど、まま、まとまっていて普通によい。


ただし。


日本の事例として取り上げられていた「はてな」の箇所は、ちょっと違和感あったな。はてなについてどうこう言うつもりは毛頭ないけれど、あの番組の流れの中にはめ込むと、なんか不自然。時間も長かった。社長の近藤さんも含めて一般ピープルとは違うひとたちであることは伝わってくるんだけれど、「デジタルネイティブ」のネタとしては、番組の中で少し浮いていたように思います。(繰り返しますが、はてなへの批判的意図はまったくありません)


デジタルネイティブっていうかグローバルに生きることと、英語を話すっていうことは同義なんだよなあ、というのが見終わった後に最初に感じたこと。上記のはてなタイムへの「違和感」も、この部分だけ「英語」という要素が感じられなかったからだと思う。それは、「言語学的なギャップを技術 (つまり翻訳技術) で乗り越えられれば」っていう議論とはまったく別次元なところに本質があるような。つまり、テクノロジーとは直接関係ないということなんだけど。