文字通りの断言集 - 『弾言』


小飼弾」の名前につられてうっかり買ってしまいました。『弾言』。


天下のブロガー様に私ごときが意見するなんぞ百年早いので、この本の活用法を簡単に。


同書は、一冊の本としてはじめから終わりまで通読する必要はない・かも・しれません。サブタイトルどおり、世の中や自分の価値といったものを「バランスシート」の視点で捉えることが皆に欠けているのだー、という持論が本書を支えているのですが、話は意外といろんなところに飛びます。(笑) 全体を通じて、著者の経験談と独自のアングルから見た「生き方論」が展開されているのですが、順番に話を積み上げていっているというよりは、言いたいこと(弾言)がそこらじゅうに散らばっている感じ。


なので --もちろんじっくり最初から読みたいという方を止める気はまったくありませんが-- 時間がない方向けのおすすめの読み方をご紹介します。巻末に、同書に出てくる弾言がインデックスになって並んでいます。まず最初にそこに目を通し、気になった弾言があったらその前後のページを読みましょう。続いて、少し余裕があったら第一章を通して読んでみましょう。それで、この本はだいぶ堪能できるはずです。


ちなみに、私はちゃんと頭からお尻まで順番に読みましたよ。


弾言 成功する人生とバランスシートの使い方

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