30年、40年、50年


==30年==
結成30周年 (と言っても、解散をはさんでいるが...) の The Police が再結成し世界各国をツアーしていましたが、来年2月に来日することになったそうです。おやじ魂をくすぐられます。The Police と言えば何をおいてもスティングなのですが、私個人としてはスチュアート・コープランドのドラムがまた聞けるかと思うとシビれます。あの乾いた音と「魂を叩く」ような正確かつ情緒に満ちたドラムさばきは、伝説の域に達しています。(その真髄は、"Wrapped Around Your Finger" でしょう!)

synchronicity

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==40年==
昭和42年に放映された不朽の名作「ウルトラセブン*1G-SHOCK が発売だとか。たしかにぼくはセブンを愛していますし森次晃嗣さんの「ダン」出版記念サイン会にかんだ・三省堂で並んだですよ。セブンとキングジョーの人形がついて、かつその戦いの場となった神戸港をあしらったパッケージングは、これまたおやじ心をゆすり動かしますが、さすがに2万円という価格は厳しい。ブレードランナーのDVDのために小遣いをはたいてしまった身としては、こちらは涙の断念。
http://www.asahi.com/komimi/TKY200710150278.html


==50年==
世界初の人工衛星スプートニク」が打ち上げられてから、今年で50年。50年も経ったと思うか、50年しか経っていないと思うかは、年代の差が出るかもしれません。ぼくにとっては生まれる前の出来事で、ふーんそうだったの、という印象だったりしますが、冷戦時代の米ソの「宇宙戦争」はすさまじいものがありました。そのスプートニクの打ち上げから数えて、これまで宇宙へ放たれた人工衛星・探査機はあわせて5900個だとか。結構な数だなあ、と思うと同時に、どれだけの金がつぎ込まれてきたのかと思うと、ぞっとします。宇宙探査の目的は、数十年的今とではかなり様子が変わってきていると思います。宇宙に夢を求めていた時代から、より本質的というか、宇宙の普遍性は何かを捜し求めることによって地球での生活にそれを生かす、という視点も重要視されつつあるようです。(その辺の話は、松井教授の本を参照のこと http://d.hatena.ne.jp/saitokoichi/20070521/1179709603)

*1:いまだにどうしても「ウルトラマンセブン」とおっしゃる方がいる。ミクシィの『ウルトラマンセブン撲滅委員会』の活動を通じて彼らを撃退しよう!