ニューヨークの街、駆け足に

saitokoichi2007-10-05



3泊4日なれど自由行動ができた時間はトータルでほぼ半日というニューヨーク出張、半日の割にはまあいろいろ訪れたと思います。


エンパイアステートビル
少しはなれたところから見るとその高さが際立ちます。86階の展望台へは、あまりにも普通なエレベーターでまず60階まで上がり、そこから乗り換えてさらに上昇。平日午後でしたがまずまずの混雑。ニューヨークを一望できるのはグッド。ネタには訪れたいところ。


タイムズスクウェア
昼と夜とで微妙に印象が違います。昼は、まあ普通の混雑した街の中心地といった具合。反面夜はにぎやかさが強調され、ネオンがバキバキなんだけど日本とは「ごちゃつき感」が異なります。日本はどこか表面的、ここは魂の叫びを感じます。ただ、密度は香港のほうが高かった印象。


世界貿易センタービル跡地
あの悲劇からもう6年以上も経っているのですね。ある意味落ち着きを取り戻しているのですが、記憶にはしっかり残していくという姿勢が貫かれています。フリーダムタワーはまだ影も形もありません。


ウォール街ニューヨーク証券取引所
巨大な星条旗が印象的。日々想像を絶するお金が取引されている、文字通り世界の中心。観光客以外はあまり人が歩いていない、という印象。


ワールドヨット、自由の女神
会社のニューヨークチームの招待で船上ディナー。マンハッタン島の下半分をぐるっと回って往復してくる約3時間。(日本人と思われる客をやたら多く見かけたのでやや苦笑い)  自由の女神にもかなり接近します。今回は彼女のいるリバティー島へ行くことはできなかったので、この接近はありがたい反面、デジカメが光学ズームなし&夜だったので、クリアな写真に収められず残念。アメリカ横断ウルトラクイズ


ランドセントラル駅、クライスラービル
いずれも外から眺めただけですが、荘厳なつくりはとても印象的。とくに駅のほうは中に入っておけばよかったと後悔。クライスラービルは、風景としてもは最もニューヨークで気に入っているもののひとつ。てっぺん付近の造作に、うなる。


メトロポリタン美術館
時間がなかったのでお土産目的と割り切って参上。ただし肝心のお土産はゲットできず...と言うか、ほしいものがまったくなかった。(笑)
入り口でセキュリティーチェックを受けた際、パソコン (ThinkPad) を持ち歩いていたので別なセキュリティー担当者に回され、簡単な起動確認。重たい鞄を背負ったまま館内を歩くのは避けたかったのでクロークに預けようとしたところ、PC とか携帯は預かれないとのこと。PC を出して鞄だけ預けるなら良いと言われたけど、PC 小脇に美術鑑賞も変だなあと思い、そのまま鞄を持ち歩くことに。
世界各国の美術品が集められており、美術館としては正統派で、まじめです。ポップアート、モダンアートもありますが、こちらは他の美術館へ行ったほうが良いように思います。


セントラルパーク、ダコタハウス
巨大な日比谷公園を少しだけ散策。他のニューヨークの街並みと同じく、思い描いていたとおりの風景がそこにありました。紅葉の季節にはまだ早かったということがちょっとだけ残念。時間の関係で無理でしたが、夕焼けも見てみたかったなあ。
ダコタハウスは公園東端の道路を挟んだ向かいにあります。そのすぐ近く、公園内には「イマジンの碑」(添付の写真参照) があります。碑を囲むベンチには、"いかにも" という風体の若者、親父が腰掛けており、時折おもむろにレノンの曲を歌ったりしています。本物。


地下鉄
いまはかなり安全らしいですね。滞在中に合計5回乗りました*1が、慣れるまで少し時間を要しました。実際、世界貿易センタービル跡地近所の駅に行こうとして間違った電車に乗ってしまい、イーストリーバーを超えブルックリンのほうまで行ってしまいました。路線は色で識別されそれ自身は迷うことはないのですが、同じ色の電車でも止まる駅と止まらない駅があったり、それが時間によって異なっていたりして、そういったルールを理解していないと少し戸惑います。


昨日「予想通り」とは書きましたが、それなりに楽しんでます。古い建物が多く、日本人の感覚からすると「大丈夫?」って思うんですけど、ここには地震ってほとんどないんですよね。


行っていないところがまだ山ほど残っているので、次回はちょっと時間に余裕を持って来たいところです。

*1:なぜ乗車回数を正確に覚えているかというと、10ドルの「メトロカード」を使い切ったからです。ニューヨークの地下鉄は一回の乗車が一律2ドル。