混雑した駅や街中で日常的に経験することですが、何とも不思議な挙動をされる方を多く見ます。
あるふたつの物体が徐々に近づきつつあるとします。人と人でもいいし、人とモノでもいい。その近づきつつある空間を目指してくる第三者がいます。その人は、空間が狭まりつつあることに気づくや否や、その間をなんとかすり抜けようと速度を上げて近づいてきます。その人の読みが外れてぶつかってしまうこともあるし、ギリギリ通過できる場合もあるのですが、これ、「ああ狭まってるな」と思えばスパッと方針変えて、近づいてる同士の背中側に回れば安全・確実にその場を通り抜けることができるのに、どうしてそうしないのだろう。単なるせっかちなんだろうか? 目の前の一点しか見えないのか。。?
自分とほぼ同じスピードで並んで歩いている人がいます。その人はどうも私より先に出たいらしく少しスピードを上げてきました。ここで競り合うのは大人げないので、自分のほうはそのままのスピードで並走(並歩?)します。するとその人は、私を抜き去るかどうかの微妙な距離間のところで私の目の前へ強引に斜めに切り込んできます。たいていの場合、ぶつかりそうになるか、鞄などを引っ掛けられます。その人の前には人はいないのに、どうして斜めに歩くんだろう? 一度抜いたら抜かれたくないからか。。?
自分はどちらかといえば早足で移動するほうなので、駅や町でよく人を追い抜きます。私と同様にやや足早に歩を進める人を抜いてしまったとき、しばらくすると突如駈け出す人がいます。早足じゃなくて、明確に「Run」です。そのままずっと走っていくのかと思いきや、私を追い抜いてある程度の距離が開くとランニングを止め、また徒歩に戻ります。でも私はその人より歩くのが早いので、また抜いてしまいます。その人を抜きたいのではなくて、普通にしてると抜いちゃうのです。でも、抜かれたその人はまた後ろのほうから走り出し私を抜き去り、同じようにある程度行くと徒歩に戻ります。なんでだろう? どうしても私にだけは抜かれたくないのだろうか。。?
なんでだろぉ?
