私のブログがほどほど続いている理由


このブログを立ち上げてからもうすぐ10ヶ月になります。続くかどうか分からないけれどとにかくやろうと始めたブログがこうやって続いているのは、当初ぼんやりと期待していたものがいまは確信を持って感じることができてきたからだと思っています。


作文をしインターネットに載せるという行為を通じて、「きっかけの種」を蒔き続けているのだ、というのがその確信です。「きっかけ」と「種」をくっつけるというのは少々おかしな言葉の使い方かもしれませんが、いまの私の考えを記述する目的ではしっくりくる表現です。人間の性格や行動様式を「静」「動」の二つに分類するならば、私は「静」に属する人間だと考えてきました。いや、私は「クラゲ人生」を自称していまして、「受動的な動」といったほうがより厳密なのかもしれません。ただ、人生も折り返し地点となる四十歳となり、何かを変えていかなきゃならないとか、ここで止まりたくない、といった焦りのようなものを感じることが増え、そんな中でちょっとした期待を持って始めたのがブログでした。


変化のためのきっかけ、新たな知識を得るためのきっかけ、予想外の出会いのきかっけ、、、。「きっかけの種」と表現したのは、何のきっかけかは分からないし、自分がやっていることの何がきっかけになるかを予想することすらできないけれど、とにかくブログを書き続ける中で自分の頭の中と外界の間で変化を起こす「きっかけ」を作ることができているのではないか、という実感を持っています。これは、SNSに日記を書くのとはまったく異なる効果です。(SNSを否定しているわけではないので、念のため)


インターネットが私のまわりから消えてしまうとか、なにかそういったすっごい予想外のことが起きない限り、まだまだ続けられそうです。(というか、続けていることを何ら特別なことと感じない)