自分の中で固定化されている価値観を壊す試み、その第二弾。「太田光を好きになってみる」
以前のエントリーで阪神タイガースのファンになろうと宣言し、それを少しずつ実践してきました。少なくともテレビのスポーツニュースでは「巨人勝ってるかな?」と思わなくなってきましたが、まだまだタイガースファンへの道は遠い。
で、太田光。私、大嫌いなんです。私は、芸能人も知人も含めてあまり他人を「嫌い」と思わない性格*1なのですが、彼はだめなんです。理由はシンプルで、「いつもふざけている(だけだ)から」。(このブログでは個人的な好き嫌いを言い放つだけのことはなるべくしないよう心がけている*2のですが、当エントリーのテーマである「価値観を壊してみる」作戦ではそれが前提の話なのでご勘弁を) 私は、物事に真剣に取り組む人を見るとあっさりと感動できてしまう性質なのですが、そんな私からすると「まじめな発言をしている姿を見たことがない」彼は、イライラする男なのです。頭にくる存在なので、爆笑問題のギャグを見て笑ったことは一度もないです。
ちょうど「価値観を壊してみる」作戦を思いついたときに最初に頭に浮かんだのがタイガースであり、2番手にすぐ続いたのが太田光でした。そこで今日、別な本を買いに行ったついでに文庫コーナーで平積みになっていた『パラレルな世紀への跳躍』という彼のエッセイを購入。太田ファンになるべく読み始めました。(やや古い本だね)
が。。。薄い。。。内容が。。。。怠け者がどこかで聞きかじった単語をつなぎ合わせているだけの文章だ。。。 ここで私が取りうる道は以下の通り。
- 【一直線】 とにかく好きになることしか考えない。ミッション遂行が最優先するのである。
- 【好きになるために好意的に考える】 この本って彼流の「計算されたおふざけ」であり、薄いことを書いているようでいて実はもっとちゃんと物事を考えているはずである、と考える。彼に乗せられてはいけない。
- 【やっぱだめだ】 思ったとおりの人間であることが確認されてしまったので、この件はここで打ち止め。「価値観を壊してみる」作戦第三弾へ進む。
まだ本を読了していないので、現時点では1番を選びたいと思います。(が、「これに関しては3だ!許してやるよ」(笑) という、もうひとりの自分の声が聞こえる...うっ)
- 作者: 太田光
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2007/03/20
- メディア: 文庫
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