抽選でも並んででも 2007年6月までに Wii は買っておこう

saitokoichi2007-03-03



新しいものにすぐに手を出さない(出せない?)のが我が家の常ですが、発売からまだ3ヶ月余りという任天堂 Wii をあっさり買ってしまいました。『3月3日、先着33名様に販売いたします』というしゃれた誘いに乗り、息子の英検合格ご褒美もかねて*1早朝からさいたま新都心イトーヨーカドーへ。9時開店のところ7時15分くらいに現地へ到着しましたが、その時点で並んでいたのはわずかに一組。(笑)


自宅での開封式のあとはしばらく子どもにゲームをさせ、ひと区切りついたところで今度は私の時間。まずは Wi-Fi 設定。我が家で使っている無線基地局(バッファロー)の AOSS にも対応しているのでボタン一発で自動設定してくれるらしいのですが、勝手に設定されるのが嫌いな私はしこしこと手作業、特に問題なく*2接続完了。(最後に Wii に設定を保存する作業でやたらと待たされたのだが、どうしてかな?) 天気予報とニュースという標準機能をさらっと見た後は、Operaブラウザのダウンロード。いまは「お試し版」だけどまもなく正式版がリリース予定とのこと。正式版は6月末までは無料でダウンロードできるようなので、リリースされたらとっとと入手しよう。(なおこの「お試し版」についてはこちらの記事が詳しい)


Operaで最初に見たのは、なにはともあれGoogle。(笑) うちの古いトリニトロンだと解像度が低くて見づらいけど、ちゃんとブラウザであるし拡大表示も可能。で、検索環境がOKであることが確認できると次にアクセスしたのは、はてなの「Rimo」。YouTubeの動画をカテゴリ(チャンネル)別にだらだら見られるへんなサービスですが、前世代のブラウン管テレビへ黄・白・赤のケーブルつないだ小さなハコ(Wii)から無線LANADSL(NTT)→インターネット→(Rimo)→YouTubeという一連の「つながる図」を頭に描きながら見ると、ちょっとした感動。


さて、Wii に標準でついてくる「ニュースチャンネル」では文字の大きさを多段階に調整できる(Opera は文字の大きさというか、画面のズームが一段階のみ可能)のですが、サイズ変更したときの画面の動きがナイス! たとえば文字を大きくすると必然的に一行あたりの文字数が減るため、はみ出た文字を次の行へ回さなくてはいけないのですが、このとき、文字が瞬間的に移動するのではなく "ふわっ" と動くさまは、これまでの日本製工業製品ではあまり見られなかった演出でプチ感動。


任天堂がカセット型ゲーム機に「ファミリーコンピュータ」という名前を付けてはや二十余年。当時は "コンピュータ" という呼び名に「え、どこが?」と思っていましたが、その後発展してきたゲーム機の歴史において、Wii は前任者のゲームキューブから一足飛びにそのコンピュータを超えた存在になった、、、いや、本来あるべきコンピュータに近づいたというべきか。


でも、文字入力はきびしいですね。Wii のコントローラーはたいへんイノベイティブですが、いくらATOK搭載だといってもキーボード入力にはかなわない。

*1:というのは口実で、実はぼくも欲しかったのだ

*2:Wii 本体に Mac アドレスが刻印されておらず、一瞬戸惑う。無線設定でMacアドレス制限かけているため必要な情報なのですが、Wii の設定画面の中で表示されることをネット経由で知る。ざっとマニュアル読んだけど、書いてなかったと思うなあ。「Wii にも Mac アドレスはあります」っていう表記はあったのに、どこで確認できると書いてない!