無線LAN設置とiPodへの道

saitokoichi2006-11-21



ITの先端で働いているにもかかわらず、私の身の回りのデジタル化は非常に遅れています。「買いたい家電リスト」の中には、液晶テレビ(使用中のトリニトロンがいまにも壊れそう)、固定電話(ワイヤレス子機が壊れて意味なし状態)、DVD/HDDレコーダー(いまだVHS派。DVDもプレステ2で再生している)、携帯音楽プレイヤー(いまだにカセットプレイヤーを使っている)などが列を成しているのですが、なかなかどれも手を出せないでいます。この中で、価格的に気合で買えちゃいそうなのは携帯音楽プレイヤーなのですが、自宅のパソコンが5年間前のWindows Me(SONY VAIO)なのでiTunesが対応しておらず半ばあきらめていました。


ところが、転職を機に前の会社で使っていたThinkPad X30(Windows XP)がフリー*1となり、2週間ほど前にOS再インストール*2を施し、晴れてiTunesの動かせるパソコンが我が家に誕生しました。


で、手始めにネットワーク環境整えなくちゃということで、「買いたい家電リスト」にはなかった無線LAN基地局を急きょ購入しました。前述のVAIOは古いとはいえWebを使う分にはほとんど支障が無いためもちろん現役続行、であれば、インターネットへ複数台のパソコンをつなげることになるので、これまでADSLモデム直結だった環境をネットワーク化する必要があり、追加設置するのがノートPCであるという性格を考慮して無線LAN基地局に食指が動いた、というのが購入に至る背景。kakaku.comで値段をちょいと調べてみたのですが、思いのほか無線LANって安いんですね、8,000円を切る価格で売っていました。


早速、一番の売れ筋であるバッファローの製品を購入。が、セットアップは簡単に、、、といきませんでした。標準で付属しているユーティリティーがX30内蔵の無線子機を認識してくれないようで、こいつを取り外したり、ThinkPadに導入される「Access Connection」とかいうユーティリティーまでアンインストールし、すべて手作業で設定すると今度は導入成功。たしかにメーカーの対応機種リストにはThinkPadはなかったけど、これは経験が浅い人にはつらい作業だなあ。(ThinkPadは家庭用じゃないから、と言われればそれまでなんだが...) というわけで現在は快適な無線環境が構築されております。家族で一番喜んだのは私よりも子どもだったようで、「2台同時に使えるね」と素直な喜び方がほほえましい。


さてここからは、iPodって1台のパソコンに複数台つなげてそれぞれ違う内容にできるんだっけ?という次のデジタルデバイ道が始まる... iTunesの管理者は私だけれど、iPodのコンテンツは自分用と娘用で異なるものとしたい、っていう運用を想定しているのだが。


(写真は居間のソファー裏に設置した基地局。下敷きになっているのはADSLモデム)

*1:言うまでもありませんが個人資産(100%自腹購入)のものです。会社資産の持ち出しじゃありませんので、念のため

*2:ThinkPadでは起動時に「F11」キーを押すことによってOSの再インストールできるのですが、OSイメージはCD/DVDなどのメディアとして付属しているわけではないので「インストールが途中で止まっちゃったらどうしよう」などとドキドキでした