Software as as Service、略してSaaS。言葉自体はつい最近生まれたってわけではないですが、最近注目を集めています。注目 --身近なものとして、使える"かも"しれないものとしてマーケットが認知し始めた-- ですね。
ソフトウェアをサービスとして提供する、っていうんですけど、結局のところこれはASP*1、あるいはASPの一部ではないのか、というのが私の見方です。
ASPというものが世に認知*2され始めたころ、ぼくは「これ、商売になるのかなあ」と懐疑的でした。どうも話題先行のよくあるパターンで、やってみたけど収益でなかったというところが多かったんじゃないでしょか。そりゃそうです、ネットワークも遅いしセキュリティーも心配だしアプリのホスティング(開発&メンテ)に関してベンダー側への負担も半端じゃない。
が、上記のような課題点が世の中的に改善し、しかもようやく本来あるべき「Webサービス」*3が使えるようになってきた結果、かつてのASPがある意味復活し、んでもって目先(名前)を変えてSaaSなんていうシャレた名前で再登場した、というのがだいたいのところじゃないでしょうか。
そうそう、「SaaS」の読み方ですが、"サーズ"ではなく"サース"と読むようです。残念ながらといいますかお恥ずかしながらといいますか、この単語を声に出して誰かがしゃべっているところを見たことがありません。読み方についてネットを探してみましたが、ちゃんと書いてあるページが意外に少ないようです。