コインランドリー初体験

私の実家は裕福な家庭とはいえず、家に風呂を持つことができたのは中学生になるころ都営住宅の抽選に当たって入居できるようになってからだし、エアコンもそのころにはじめて導入、電子レンジもそんな感じでした。まあ、昭和の一般的な家庭あるあるなのかもしれないけど、そんな家庭環境でも洗濯機だけは常に家にあった気がします。ほんとに小さいころは水回りが共同のアパート暮らしだったのでそのころは違ったのかもしれませんが。

 

ということで、二層式だろうが単層式だろうが全自動だろうが、ぼくには、自宅に洗濯機がある風景が記憶されていました。なので、これまでの人生五十余年、コインランドリーとは無縁の生活を送ってきました。

 

そんなぼくですが、諸事情ありまして、この度コインランドリーデビューを果たしました! 近所にある「Baluko Laundry Place」というところに初訪問であります。

 

いまのコインランドリー、よくできてますねー。普通にアプリ連携してるし。洗濯物入れてQRコード読み込んでアプリで決済した直後から目の前の洗濯機が稼働し始めただけで感動してしまいました。店舗内はWiFiも飛んでるし。

 

稼働状況はアプリで確認できるので、完了までの間は近所のスタバでスコーンをいただきます。

 

こうやって、ネットとITで世の中はどんどん便利になっていくのだなあ、と実感。たまたま先日、美容院で美容師さんから突然「あい・おー・てぃーって、普及していくんですかね?」と聞かれたんですが、いやいや、もう特別なものではないよ、そこらじゅうのモノがネットにつながって便利になってますよね、といくつかの例をあげて話しをたばかりでした。

 

その美容師はIoTがもたらす負の側面、つまりセキュリティとかプライバシーの漏洩などを気にしていましたが、そういう話は今に始まったことではなく、テクノロジーが発展していく過程で常にイタチごっこをしてきたものですね。軽視してはいけませんが過度に悲観的になることでもないと考えています。