ノンアルビールといえばバービカン

車で食事に出かけたときなど、アルコールを飲みたいけれどそうもいかないという状況でノンアルコールビールを注文することが多くなりました。自宅でも、アルコール摂取を控えるためにノンアルのビールやハイボールを冷蔵庫に常備するようになりました。

 

ノンアルビールにもいろいろなものがあって、ぼくはサントリーのオールフリーが比較的好みなのですが、振り返ってみると、大昔、「バービカン」というノンアルビールがあったことを思い出しました。このバービカン、正直に言って、まったくおいしくありませんでした。現在のノンアルビールのクオリティを考えると信じられないくらいに味気ない飲み物でした。それでも当時は画期的な商品として話題になりましたし、それなりに消費もあったんじゃないかと思います。その誕生は1986年、実に37年前です。

 

製造元の宝酒造はその後も改良を続けたのですが、いつのまにか店頭からは姿を消していきました。ぼくはてっきり、どこかのタイミングで販売停止になったものかと思い込んでいたのですが、バービカンの魂はまだ生きていたのですねー。販売権を他社へ譲りつつ、2010年から「龍馬1865」と改名してまだ販売は続いていたようです。

この龍馬1865、源流がバービカンであるとは知らずにどこかのレストランで飲んだ記憶があります。いただいたのはその1回きりだったと思うのですが、味の印象はさほど悪いものではありませんでした。少なくともバービカンとは別物ですね。

 

あの龍馬1865はバービカンだったのか!という驚きを共有したくてメモとして残した次第です。