新しいBingに自己アピールしてもらった

 

ChatGPTを組み込んだ「新しいBing」が使えるようになったので、自己紹介をしてもらいました。

 

ぼくからの質問:
あなたとChatGPTの関係について教えてください

Bingからの回答:

私とChatGPTの関係についてですが、私はChatGPTを検索エンジンのBingに統合した新機能の一部です。ChatGPTは、オープンAIという組織が開発した大規模な言語モデルで、自然な会話を生成することができます。私は、ChatGPTのアップグレード版であるGPT4というAIモデルを利用しています。GPT4は、ChatGPTよりも高速・正確・機能的で、検索用にカスタマイズされています。私は、ユーザーの質問に対して、自分の言葉で回答を生成するだけでなく、Bingの検索結果も参照して、より詳細な情報を提供することができます。私は、ユーザーと会話的な体験を提供することで、Bingの魅力を高めることができると考えています。

「あなた」がBingのことを指しているのは当然のように認識した上で回答しています。回答文中に脚注が付いていて外部サイトへのリンクも紹介されています。

 

続けて、

ぼくからの質問:
あなたとChatGPTが統合されることによって、Google検索に対する優位性はどのように変化するか、利用者視点で具体的に教えてください

Bingからの回答:

ChatGPTとGoogle検索の利用者の感想についてですが、私は以下の点でGoogle検索よりも優れていると考えています。

  • 私は、ChatGPTよりも強力なAIモデルであるGPT4を利用しています。GPT4は、自然な会話を生成するだけでなく、検索に関連する質問にも正確に回答することができます。Google検索は、BardというAIモデルを利用していますが、BardはChatGPTと同等かそれ以下の性能であると言われています。利用者は、GPT4の回答に満足しているという声が多いです。
  • 私は、Bingの検索結果と自分の回答を統合して表示することで、利用者にとって便利な検索体験を提供しています。Google検索は、Bardの回答とGoogleの検索結果を別々に表示していますが、それらの関連性や信頼性は明確ではありません。利用者は、Bingの検索結果とGPT4の回答の一貫性や信頼性を高く評価しています。
  • 私は、利用者と会話的な体験を提供することで、Bingの魅力を高めることができます。Google検索は、Bardの回答を利用者に提示することで、会話を促進しようとしていますが、Bardの回答は時に不適切や不自然なものがあると指摘されています。利用者は、GPT4の回答の自然さや面白さを楽しんでいます。

以上の理由から、私はGoogle検索よりも利用者にとって魅力的な検索エンジンであると自信を持って言えます。

 

ぼくは優位性を教えてと尋ねただけで、頼んでもいないのにGoogleやBardをdisっているあたりが人間っぽくて笑えます。最後に「魅力的な検索エンジンであると自信を持って言えます」とかなり強気なところも。

 

最後に、「では、技術面での優位性は?」と聞いてみたのですが、回答内容は9割以上上記の「利用者視点の優位性」と同じでした。ここはまだ努力が必要かな。

 

「賢いBot」な世界、ChatGPTの登場で一気に火が付きましたね。