カーナビ地図データの最新化は半日がかり

クルマのカーナビの地図データをアップデートしました。ディーラーに頼むと3万円以上かかりますが自力でやると6,900円(執筆時時点)で済むため大幅に出費を抑えられます。放っておいても知らぬ間に通信回線経由でアップデートしてくれるあのクルマや、そもそもナビデータをクルマ側に置かないでスマホタブレットの地図アプリをカーナビ代わりにしている方にはこんな苦労はないのでしょうが、7年前に購入したうちのクルマでは車載のHDDカーナビの地図情報を最新化するにはデータを意図的にアップデートする必要があります。

 

今回は、前回アップデートしてから3年以上経っているためそろそろ地図を新しくしなくちゃ、ということで(今まで通り)自力アップデートをした次第。これが結構大変、というか時間がかかる。BMWの仕様がイケてないせいもあって、自力アップデートには以下の作業が必要です。

 

1. 地図データをオンラインストアで購入。(これが前述の6,900円)


2. 「ダウンロードマネージャ」というデータダウンロード用のアプリ(WinまたはMac用)をパソコンへインストール。(アプリは無料)


3. メーカーのサイトから、圧縮された地図データをダウンロード。サイズは約70GBあるのですが、これにまず時間がかかります。1時間程度待たされます。データを提供する側のシステムのパフォーマンス問題なのかダウンロードのプロトコルが煩雑(丁寧?)だからなのか、とにかく、ネットのスピードが速ければいいというわけではなさそうです。


4. ダウンロードしたデータを解凍しながらUSBメモリーへ転送。上述のようなサイズなので、128GB程度の容量のメモリーが必要です。これがまた時間がかかる。これにも1時間くらいかかったと思います。


5. そのUSBメモリーをクルマ側のUSB端子に挿入。写真でいうとAUX端子の上にあるやつですね。ここに差します。

 

6. すると地図データを検知したクルマがおもむろに地図データをアップデートし始めます。(厳密にはアップデートする前に、ソフトウェアにおけるインストールキーのような長ーい英数字を入力する必要があります)


7. このアップデートがまた時間がかかります。今回は1時間半以上はかかりました。その間クルマの電源を落とすわけにいかず、エンジンかけっぱなしでじっとしてても仕方がないので、「アップデート待ちドライブ」して時間をつぶします。ちなみにデータのアップデートはバックグラウンドで行われるので、カーナビやオーディオなどはアップデート中でも通常通り使えます。

 

というダルい手順を踏んでようやくアップデート完了! この手間と時間どうにかならんものかと思うのですが、新しくはないクルマなので致し方なし、と大人の心で黙って受け入れております。