会食時のマスク着用について

先日、勤務先の「イヤー・エンド・パーティー」が3年ぶりに開催され、500名を超える参加者がひとつの空間(宴会場)に集まり、大いに盛り上がりました。広さが限定的な室内で飲食をともなうパーティーであったことから、飲食時以外はマスクを着用するいわゆる「マスク飲食」が参加者へ事前告知されており、現場で見ていたところ参加者はみなこの事前告知を守って久々の大規模パーティーを楽しんでいました。

 

マスク着用の「義務化」については賛否あることは承知しつつも、コロナ以前であってもインフルエンザや風邪が流行する寒い時期を中心に人々が密集する場ではみながマスクを着けていれば感染予防と同時に心理的な安心感も得られることは事実かと思います。とりわけ、一発勝負に積年の努力の成果をぶつける受験生のことを思うと、受験シーズンの通勤・通学電車で咳やくしゃみをしているにもかかわらずマスクを着けていない人を見ると「逮捕だ!」と心の中で叫んでいたりします。

 

日本人は諸外国と比べてマスク着用に対する心理的障壁がとても低いと思っているので、ことさらマスク着用にアンチなポジションをとる方々には首を傾げることも多いですが(賛同できるケース(=着用の弊害)があることも事実ですが)、密な場所でのマスク義務や「マスク会食」は、しばらくは継続が必要でしょう。マスクを着用しても経済は止まりませんので。