体調(体重)維持に心掛けていること


ぼくのブログやFacebookでは食べ物ばかり、しかも、とんかつ、つけ麺といった高カロリー、高カーボンなものがやたら目立つものだから、さいとうさんは太らない体質でうらやましいですね、とよく言われるのですが、いやいや、ぼくだってアラフィフ、気を抜いていればすぐに太ってしまう普通の体です。実際、ほんの十年前は今より7-8kgは重かったですから。


痩せるために、と言うか、太らないために何を心がけるべきかの持論は過去何度かブログに残しているのですが、ここであらためて、ぼくの日々のPrincipleを簡単にまとめておきます。


ぼくが日々実践しているのは、以下です。

1. 運動をしない
2. 食事制限をしない
3. 夕食は原則外食


運動をしない
より正確には、「痩せることを直接的な目的とした運動をしない」、です。
運動とは呼べない「超微量な負荷」が無意識のうちに体にかかるくらいの日常生活にしてみましょう、という意味。習慣をほんのちょっとだけ変える、とも言えます。短時間・短期間に過度な負担をかけるような運動は一時的には効果があったとしても体にいいわけないし、やめた途端に効果は消えてしまうでしょう。一方、長期に渡って日常生活の中で体に染み込ませた「習慣」は、負担にはならないしその効果も持続します。

ぼくが心がけていることの代表例は、「電車で絶対に座らない」と「無駄に歩く」。次点は、「どんなところでも階段を探して段飛ばしせずに上る」、「立ってるときは背筋をきちんと伸ばす」など。

「運動をしない」などと書くと、いやいやさいとうさんあなたジョギングしてますよね、というご指摘もあろうかと思います。はい、たしかにしておりますが、せいぜい週に1回、多い時でも2回というペースです。2、3週間走らない時もあります。40代後半の体に負担をかけたくはないし、年に2、3度出場するマラソン大会的なものへの準備として日頃から走っておこうかな程度で続けているだけなので、このジョギングをもってダイエットに直結してるとはあまり思っていません。もちろん、走らないよりはマシ、とは思いますが…。ぼくのジョギングの最重要ポイントは、「負荷をかけない」です。(関連記事『なぜ走るのか、についての考えと。』)


食事制限をしない
より正確には、「極端な食事制限はせず、普通に食べましょう」、です。
偏ったダイエット食は体のバランスを崩しますし、カロリーを気にしすぎて好きなものを一切絶つようなことをするとストレスがかかって体によくないだけでなく将来のリバウンドを呼んでしまう可能性もあります。大事なことは、「自分たちは必要以上に食べ過ぎているのだと意識し続ける」ことであり、「体が必要とする量だけをとるのであれば太ることはないはずだという固い意志」、です。何事も極端な行動はあとで反動が出ます。「制限する」「絶つ」ではなく、「適量(多くの場合それはあなたが感じるよりずっと少ない量)をバランスよくしっかりとる」「好きなものは食べたっていい」なんだと思います。あと注意すべきは飲み物。飲料は一日を通じて摂取するものですから、できれば砂糖や脂肪分は控えたいですね。これらの栄養素は三度の食事から余るほど体にとりいれていますから、飲料は水やお茶がいいと思います。

ぼくが心がけていることの代表例は、「野菜をたくさんとる&肉・魚もちゃんと食べる」です。次点は、「ご飯を食べ過ぎない(でも抜くことはしない)」、「食事にかけるもの(ドレッシングやマヨネーズとか)は極力避ける」など。

とはいえ、特に飲んだ後などは、どうしても小腹が空いて何か口にしたくなるのはぼくだけではないでしょう。そういうときぼくは、つけ麺屋さんへ寄ったりコンビニでスバゲッティーを買って帰ったりしちゃいます。時々ならいいのです。「余分なものを食べない固い意志10日と好きなものを食べちゃう息抜き1日」てな具合。メリハリメリハリ。


夕食は原則外食
正確には、「夕食は早めの時間にいただきましょう」、です。
「夜遅くに自宅の食事をいただく」ことと「外食だとしても早めの時間に夕食をすませる」ことを比較して出した結論です。もちろん外食は基本的に過カロリー過塩砂糖なものが多いですから量やバランスには注意が必要ですが、自宅食を遅い時間にいただくよりも健康にも体重維持にもよい、という考えでそのように実践しています。
何を食べているのかと言うと、ファストフード(ベーシックな、味付けの地味なやつ中心に)やコンビニ食などを中心にローテーションしています。時間は遅くても夜7時台まで。量は少な目、特にご飯ね。野菜不足が気になるときには野菜ジュースを補完的に。ダイエットのために夕食は食べませんという方もいらっしゃるようですが、少量でも食べる、というリズムを大切にしています。


以上です。


以前、『山を目指さないチリツモ』として書き記したことに通じるのですが、こういうことって、直接的な作用を期待する行動をとるよりも、回り道でも本質的な変革になるような日々の小さな行いを通じて「結果として」太らない体質へ変える努力を細々としかも長く続ける、ということが大事だと思うのですよね。