直接関係ない人にコンタクトしても効果があるメール


先日、私の契約している某損保から以下のようなメールが届きました。

4月6日からの暴風雨により、被害を受けられました皆さまに心からお見舞い申し上げます。
 今回の暴風雨により、車両保険をご契約のお車に被害を受けられた場合、車両保険から保険金をお支払いできる可能性が高いため、弊社事故受付センターまでご連絡をお願いいたします。


現在契約している損保には昨年切り替えたばかりだったのですが、以前契約していたところからはこういうメールをもらったことがありませんでした。いや、仮にぼくが見過ごしていただけだとしても、それはきっと目に留まらない仕立てのメールだったことが理由と思われ、タイトルの書き方や文面を開いた瞬間に目に飛び込んでくる配置、表現などが今回のものとは違うレベルのものだったのでしょう。とくに、「保険金をお支払いできる可能性が高い」というくだりは、損保自らが発信するメッセージとしてはかなり強力な語感があります。


今回はおそらく全契約者宛に発信しているのだと思いますが、こういうメールを送っておくと、実際に被害にあわれた方へ安心を届けられるだけでなく、被害がなかった契約者に対しても「この損保は積極的にサービス提供している」という姿勢をアピールすることができますね。なかなかナイスな手法かと思います。