Catch Notesが一年ぶりのメジャーバージョンアップでカラフルナイスに


お手軽メモアプリの決定版とぼくが考えている『Catch Notes』の最新メジャーバージョン、"5.0" がリリースされましたので第一印象を早速レポートいたします。


インストール後の起動でまず驚いたのがカラフルになったユーザーインターフェース。もっともこれは、Catch Notesのトップメニューの色使いの話で、ひとたびメニューを降りていくとこれまで通りのシンプルな色使いになります。


機能面で変わったところはというと、まずは操作まわりの工夫。「キャプチャホイール」というボタンが加わって、これがまたイロトリドリな世界を演出しています。画面下にある「+」ボタンをタップすると、ニョキッ、とメニューアイコンが半円状に現れます。


左から「リマインダー」(新機能!後述)、「カメラ」、「メモ」、「ボイスメモ」、「チェックリスト」(新機能!後述)を表しており、そのまま指をスライドさせても、直接タップしてもそれぞれの機能を呼び出せます。このあたりの動きは、アニメーション動作を取り込みながらだいぶ洗練されてきましたね。


新機能その1。リマインダー

Catch Notesのメモ(ノート)にタイマー機能をつけることができるというものです。あらかじめセットした時刻になるとアラームが鳴ります。
(注: 5.0では日付表示や時刻表示のローカライズに一部バグがあるようです。致命的なものではありませんが、早く直るといいなと思い、不具合レポートを上げさせていただきました)


新機能その2。チェックリスト

タスク管理機能ですね。ひとつのノートに複数のタスクを書いておくことができて、完了したものからチェックマークをつけていけます。このチェックリストそのものにも上でご紹介したリマインダーをつけられるので、タスクのやり忘れ防止に役立ちそうです。
なおチェックリストは他のユーザーとも共有できるようになっています。Catch Notesで他ユーザーとつながっている人には便利でしょう。


その他、位置情報のタグ付け機能などが改良され、場所と関連付けた情報記録性が向上しているようです。


…などと新機能の紹介をしてみたものの、ぼくにとってCatch Notesは「お手軽・軽快メモアプリ」。基本的な価値はメモを効率的に素早くとれることにるので、パワーアップ(多機能化)については正直最重要事項ではありません。


しかしCatch Notesのすばらしいところは、多機能化をしてもアプリの動作が重くなっていないことです。むしろ今回のバージョンアップでは全体的に動作が軽快になった気さえします。そういう印象を与えるようなUIの設計をして使用感を向上させているだけなのかもしれませんが、それはそれで重要なポイントだと思います。


なお、Catch Notes関連のエントリーを書くときに毎回言及していますが、アプリ内の検索のスピードは特筆もので、今回のバージョンでも健在です。ここ重要なので再度強調しておきます。


ということでCatch Notes 5.0。カラフルになってナイスな進化を遂げていますので、まだお使いになったことがない方はぜひ試してみてください。iPhone版とAndroid版の両方があります。(普通に使う分には無料です!)


iPhone版はこちら

Android版はこちら

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