首都高、初乗りが900円になっちゃった


1月1日より首都高速の料金が変更になり、本日早速利用してきたのでレポートします。


…というのは嘘で、料金改訂のことを認識しないまま料金所で「900円いただきます」と言われて一瞬戸惑ってしまった、というのが本当のところです。


新しい料金体系は距離別に段階的に増えていく形になっており、いわゆる「初乗り」は500円、つまり従来の700円均一(都内の話)と比べると200円安い設定からはじまって、最大が900円までです。距離別料金になったことにより利用しやすく、また、公平になったと首都高速道路(株)は説明しています。


でだ。この段階料金はETC搭載車だけが対象で、ぼくのようなETCナシ夫はその恩恵にあずかれないんですね。先ほど900円を請求されてうろたえたのは、現金利用者にはいきなりマックス料金が課せられることになっていたからなんです。ということは、これまで700円で首都高を利用していたETC非搭載車からすると値上げになっちゃいます。(補足:東京線だでなく、埼玉や神奈川など従来別料金だった路線もこの900円で利用できるので、路線をまたいだ利用であれば値下げになります)


ETC非搭載車はマイノリティーだと思うので、もひとつプチ情報を書いておいます。料金を支払った時に受け取る領収書ですが、こいつは「通行証」も兼ねる重要な紙となるので、首都高を降りるまで捨ててはいけません。(←ETC搭載車はその必要なし) 例えば今日のぼくの場合、埼玉線から上りの首都高に乗ったのですが、東京線に入る板橋料金所では領収書を係員の人に一旦渡して、印字してあるQRコードで通行の確認をしてもらうことになります。(以下の写真ではあえて外していますが、領収書の下の方にQRコードが印字されています)


ということで、ETCを載せてない車にはますます肩身が狭い首都高でありました…。


新料金詳細はこちらから。