メモの寿命


仕事ではノートPC(現在はThinkPad X41)を使っており、たいていのことはキーボードを叩いて記録するのですが、諸事情でPCが使えないとか文字で表現できないような情報を残しておくには、紙のメモが手軽です。今の会社に移ってからしばらくはB4サイズの大学ノートをメモとして何世代も使ってきたのですが、最近はいわゆる「裏紙」を利用した自家製メモパッド利用の割合が増えてきました。いや、正確に言うと、自家製メモパッドへ「戻ってきた」です。


A4サイズの使用済みの紙を四等分して左上をダブルクリップで留める。ただこれだけのシンプルなメモパッドを、ぼくは社会人一年目から使い始め、振り返ればもうすぐ20年になるところです。(実物は以下の写真参照)


あらためて思うのは、メモの寿命っていったいどのくらいなんだろう、ということ。「超ナントカ整理法」みたいなモノの本を読めば諸説あるんでしょうけど、ノウハウ本には触手が伸びないぼくの肌感覚では、1週間から長くても2週間程度がメモの寿命。


仕事というものが1週間(週休2日なら5日間)をひとつのサイクルとして回っていると考えると、サイクルをまたいでも生き続けるメモ情報って、そんなにないんですよね。1、2週間でたいていのメモは意味のないものになるか、あるいはそれ以上の長期にわたって保管されるべきものはメモなんかじゃなくて別な形になってどこかへストアされていく。そんな短命のものならば、ノートほどのキャパシティーはいらないし、ゴミ箱へ行くはずのA4の紙っペラを「リユース」するので十分なわけだ。ただ最近の経費削減だかエコだかでプリンターの両面印刷が推奨されてるオフィスなんかへ行くと裏紙探すのがひと苦労だったりもします。メモ作りも受難*1の時代ですね。

*1:なんてこと言っちゃいけないか。。w