八重洲のサウナ

saitokoichi2007-09-21

【お知らせ】残念ながら八重洲のサウナ『湯楽三昧』は、2012年9月末に閉店してしまいました。。。(http://www.sauna.co.jp/news.html


昨日は久々に会社に泊まってお仕事。明け方に仮眠&シャワーでも、ということで会社近所を探したところ、東京駅八重洲口そばにサウナ&カプセルホテルを発見、挑戦してみる。


実はカプセルホテルや独立系 (?) サウナに行くのは初めての経験だったので少し緊張。1F入り口に立つといきなりエレベーターの扉があるのみ。「5Fが受け付けです、このままエレベーターでお上がりください」の指示に従ってエレベーターへ乗り込むと、まず目に入ったのが写真の貼紙。世の中には想像を絶するパワーをお持ちな方がいらっしゃるのだなあ、と感心していると5F到着。


今回訪れたのは、「湯楽三昧」(http://www.sauna.co.jp) というところ。Webマーケティング的には申し分ない URL から導かれるサイトで利用料金を事前に調べると、早朝 5:00 からは割引になっていて、通常料金 2,300円のところが 1,500円に。800円の差は魅力なので、きっちり 5:00 に受付へ到着するように会社を出て歩きました。


この季節の 5:00am@東京駅近辺は、夜はうっすら明けかかり、駅周辺の工事現場はそろそろお仕事終了のお時間。映画『の・ようなもの』を思い出しながら "志ん魚 (しんとと)、志ん魚、..." という言葉が自然と口をつく。(ほんとです (笑) ) とっても眠いけど、一方ではすがすがしい空気を感じていたりする。


エレベーターを降りるとまず靴を脱ぎ、コイン返却式の靴箱へ 100円玉を放り込んで施錠。鍵を受付へ渡すと「この時間ですと 1,500円、後払いです。どおぞー」と番号が刻まれたロッカーの鍵を渡されます。173番。うん、奥のほうだ。縦長のロッカーにはバスタオル、フェイスタオル、そしてガウンというか、半袖短パンの体操着のようなものが備え付けられています。ここはサウナ&カプセルホテルですが、建物の中には様々な施設があり、裸でウロウロされるとよろしくないのでこのような "制服" が用意されているのでしょう。そうそう、無料の貴重品入れもちゃんと設置されています。


私の主目的はまずお風呂。普通のお湯、薬湯、湯の華を使った風呂、水風呂、ジャグジー、そしてサウナ。サウナ以外はどれも小型ですが、時間帯的にそれほど混雑していなかったのでゆったり過ごせました。シャンプー、ボディーソープも完備、髭剃りから歯ブラシまでそろってますので、ほんとに手ぶらで来れます。


あとは仮眠室。ここがかなーり怪しい雰囲気。薄暗い部屋にはリラクゼーションシートやソファー、床に直にと、そこらじゅうにおじさんが横たわっています。いびきは仕方ないにしても、何と言うか、アザラシがごろごろ寝ているような光景は、不気味さと滑稽さが交じり合っていて、思わず噴出しそうになってしまいました。


施設全体を通じて、清掃担当者が常に仕事をしているので、それほど新しい建物ではありませんがそこそこ清潔感があります。男性専用なので女性は使うことができませんが、徹夜明けでそのままぶっ通しで仕事に突入するよりは、はるかに気持ちよく1日がスタートできます。(でも、やっぱり午後は眠かった。。。)