フレッツ光の勧誘電話はどうにかしてほしい


週末にフレッツ光の勧誘電話を受けることが最近増えてきました。我が家はいまだに ADSL でネット接続をしていますが、不便を感じたことはなく、光に切り替える積極的な理由はありません。そりゃ転送速度が高い方が快適なんでしょうけれど、ハイビジョンテレビといっしょで「それって本当に必要?」と疑問に思っています。なので、現在の環境に対して私が支払っている金額を1円でも超えるならば勧誘はお断りする、というのが今の私の考え方です。いまの金額でも高いと思っているくらいですから。


上述のように方針がシンプルなのでどんな電話がかかってきても惑わされることはないのですが、最近の業者の語り口は頭にきますね。詐欺とまでは言いませんが、それに近いような話術を織り交ぜながら攻めてきます。今日受けた電話を例にとると、


"お宅の回線も光に切り替わりますので、ぜひこの機会に"
意味が分からなかったので、切り替わるってどういうことですかと問い返すと、「(ADSL→光は) 世の中の流れですから」「切り替える人が増える傾向にある」ということが言いたかったようです。でもこの言い方、ADSL がサービスがまもなく終了するかのようにとれるので、非常によろしくない誘導です。


"みなさんそうしています"
だからどうしたの?、の典型ですね。見込み客 (私) にとってどんな価値があるのかを訴求しない営業を私は信用しません。


"現在のサービスとほとんどかわりません"
「ほとんど」と付け加えているだけまだマシですが、それでも、今のサービス内容と比べて何がどう変わるのかを曖昧に済ませようという姿勢は NG です。この手の電話のときは必ず、切り替えることによって (1) できるようになること、(2) できなくなること、(3) できなくなるわけではないが制限や使い勝手に変更が出るもの、を主観を加えずに*1整理して出してくださいと言っていますが、まともな情報をもらえたことがありません。


"プロバイダーにこだわりがなければ"
理由はよくわかりませんが、フレッツ光にするとインターネットサービスプロバイダーが自由に選べなくなるのでしょうか? ニフティですと言うと、「xxxというプロバイダーにすればもっと安くなります」と言われます。言葉を換えると、ニフティを継続するには追加料金が必要みたい。単に電話してきている業者が有利な取引ができないだけなのかしら? 技術的な話というよりはビジネス的な話なんだろうけど、どうしてこういう水平分業ができないのかなあ。


"将来 (ADSL がサービス停止するなどして) 光に切り替えざるを得なくなるときのことを考えれば、工事費無料、xxヶ月間xxx円割引のこのチャンスを逃すのはもったいない"
まやかしもいいとこです。将来の切り替え時コストがどうなっているかなんて、いまの時点ではわかりません。それこそ NTT が大キャンペーンを張る可能性だってあるわけで、今でなければもう割引のチャンスが永遠に来ないかのような錯覚を誘う発言です。


ということで、光に切り替える価値が今よりもっと上がるまで、私が ADSL を捨てることはありません。そんなことより、ほんと、テレビ壊れそうで怖いなあ。。。 最近は、突然電源が落ちる現象に加えて、チャンネルが切り替わらない*2、5分前までちゃんと写っていた BS が突如砂嵐になる、など怪現象連発です。

*1:つまり、「良くなる」「悪くなる」ではなく、あくまで事実関係を伝えてほしいということ。良い悪いは私が評価します、ということです

*2:リモコンの故障ではありません、画面上ちゃんとチャンネル番号が変わっているのですが画像が変化しないのです