スティーブ・ジョブズと菊池さんの話


年に一度の恒例行事であるロータスのOBOG会、今年は12月2日に行われました。今でも100人を超えるロータス卒業生(おっと、現役生もいますね)が集うパーティーです。


2011年はロータス株式会社が設立されてから25周年にあたるということで、「25」をあしらったケーキが用意されていました。でも、みんなあまり言及してなかったけど、今年はロータス株式会社が消滅してからちょうど10年でもあるんですよね。ロータス最後の日(2001年9月末)を五反田オフィスで過ごした身としては感慨深いものがあります。


そんなパーティーの乾杯のあいさつで菊池三郎さん(ロータス株式会社初代社長)が話したネタがなかなかおもしろかったのでご紹介します。(事実関係未確認w …でも基本的にはほんとの話だと思います)

  • スティーブ・ジョブズに売り込んでソニー製3.5インチフロッピー*1Macintoshに採用させた
  • ジョブズによる紹介がきっかけで、当時在籍していたソニーからロータス株式会社の社長になった
  • Lotus Development(ロータス本社)創業者のミッチ・ケイポア氏から再三ラブコールをもらったのに、入ってみたら彼はすぐ辞めてしまった
  • Microsoftのオフィス製品がなかったころ、フルラインナップを持っていたロータスは "Windows Office" という名前を日本で命名し世界に先駆けて販売していたが、後に当時マイクロソフト社長だった成毛眞さんより「Windows Officeって名前、変えていただけませんか。本社の意向なので…」と懇願され、「スーパーオフィス」(日本以外では「SmartSuite」)*2という名称に変えた


参加人数が大変多いのですべての人とお話することはできませんが、毎年少しずつ年を重ねてる人、いつ見ても変わらない人など様々で、年に一度のこの集いはいつも楽しく過ごしています。(幹事の方々、いつも感謝感謝です!)

*1:ソニー3.5インチフロッピーディスクを国際標準規格にしたのが菊池さんだったというのは有名な話

*2:スーパーオフィスという名称に決めたのは、現インフォテリアCEOの平野洋一郎さん(のはず…)