iPhone 使用記 − 1ヵ月経って


iPhone を使い始めて約1ヶ月が過ぎたわけですが、購入直後の印象からとくに新たな発見はなく、今のところ人生観が変わるほどの出来事は起こっていません。前にも言いましたが、これは道具としての iPhone をネガティブに見ているのではなくて、それによってもたらされるものが想定内であったというだけです。これまた前言の繰り返しになりますが、ぼくのネットライフの質は iPhone によって劇的に向上し、もう元の生活には戻れないほど自分にとっては重要な道具になっており、ネガティブどころか買って本当に良かったと思っています。


日常的な使い方としては、Twitter クライアントふたつ (Fastweet/TwitterFon) を使い分けしつつ、Livedoor Reader (LDR touch) で RSS をさばく、出先では地図とGPSを活用して目的地まで安心して到着する、というあたりなのですが、ここは購入当初からあまり変わっていません。その後若干 "進化" したことと言えば、はてブブックマークレットを入れたことと、機能自体は非常にシンプルなんだけど「Read it Later」が隙間時間を有効活用するのに役立って (iPhone アプリ間や PC との間で共有できるウェブページへの付箋機能) います。iPhone ⇔ PC のメモの共有は個人的には重要なテーマなのですが、今のところ「Evernote」を使用中。ただこれ、動作の安定性と機能面であともうひとがんばりほしい!という感じが残ります。オフラインも使えるいいエディターがあるといいのですが。産経新聞は、、1回だけ見て、あとは両親や子どもたち向けのデモ用です。良し悪しの評価は保留しますが、ぼくには必要ないかな。バッテリーがどんどん減っていきますが、エネループのモバイルブースターがあれば無敵です。


こう書いてくると、あらためてぼくは「サブPC」的に iPhone を使っているんだなということがはっきりします。従来、携帯電話をケータイとして使ってこなかったせいか (電話とメールしか使っていない)、モバイル道としては偏っているのかもしれませんが。


上記のような使い方をするだけでもういっぱいいっぱいなので、その他のアプリに手を伸ばす気持ちが起きません。これまでも、今後も、ゲーム系とかオモチャ系には手を出さないだろう*1 し、一方では、サブPCとしてあるいはネット端末として便利なものやユーティリティー系は少しずつ機能アップさせていくことになるでしょう。とくに地図・GPS連動系アプリはまだ未開の領域なので、きっといいものがいっぱいあるんだろうと思っています。

*1:わざわざ iPhone でそんなことをする時間があったら、目を通したい書籍やネット上の情報が無限にある