浦和東口にパルコがオープン

saitokoichi2007-10-10



今日は以前だったら体育の日でしたが、2007年の10月10日は浦和パルコ (http://www.parco-urawa.com/web/) がオープンした日となりました。朝の通勤時間には浦和駅前で埼玉新聞の号外 (初めて見た) を配っているし、地元じゃそりゃぁ大騒ぎ.....ってほどでもないと感じているんですけど。(笑)


「浦和」という名のつく駅が7つある (しかもすべて JR) ことは山本リンダの替え歌ができるほど有名なことですが、ここ浦和駅は線路がほぼ南北に走っており、かつての品川駅東口をほうふつとさせるかなーり地味目な東口と、伊勢丹がデンと構える西口が街として開けていました。ただ、左記のように東口は駅前に古い建物が並んでおり、開発という意味ではあまり進んでおらず、浦和駅前といったら基本的に西口のことでした。そこに、東口駅前の土地をガーンとサラ地にして建ちあがったのがパルコ。はじめにパルコが来ると聞いたときは「なぜ?いまさら??」と正直思いましたが、できあがってみると、パルコブランドはある意味どうでもよくて、中身で勝負!っていう構成だなあと感じました。ちなみにパルコが関東地区に新たに開店するのは10年ぶりなんだとか。


もともと栄えていた西口の伊勢丹は、パルコの声を聞いた後なのかその前からなのかは判然としませんが、1階に立派なルイ・ヴィトンの店を構えて高級志向を加速させています。一方のパルコ。高級志向は基本的に感じません。とはいえ単なる庶民派デパートっていうわけでもなく、ほどほどのレベルを持たせており、また、小粒だが基本をおさえる店を取り揃えている印象です。全体として、伊勢丹との比較において決定的に異なるのは、このパルコが複合的な施設であること。大規模なシネコンがあるかと思えば、巨大なフロア面積を3階分も市の複合公共施設 (図書館、消費生活センター、市民活動サポートセンター、コミュニティーセンターなど) にあてています。一方地下にはデパ地下の王道(?)である大丸を迎え入れており、こちらを目当てに東口へ向かうひとも増えそうです。そのほかには、お約束のロフト、タワーレコード、それから紀伊国屋書店なども入ります。もちろん、浦和ですからレッドダイヤモンズ関連スペースもあります。そうそう、焼肉叙々苑も(笑)*1


浦和市民ともなると、ちょっと車を走らせれば巨大なイーオンにいくつも会えるような土地柄なので、果たして「駅前の複合施設」が市民にどう評価されるか、見ものですね。

*1:すべて手に入る情報から記述しているだけで、まだ店内に入ったことはありません